それではこっちから言いますが、小佐野賢治、この人はそこから東京方面に向けて新幹線に乗ったわけであります。しかしながら、世田谷の自宅には帰っていないわけであります。そこから直接専用車のダッジという車に乗って、そして何人かと落ち合い、同行をして、自宅に対しては、いいようにこの専用車につけられておる無線電話で連絡をとりながら一路箱根に走っておる。神奈川県の箱根の富士屋ホテルから六キロばかり離れたところにある仙石原のゴルフ場、ここに彼の別荘があるわけでありますが、午六山荘という別荘へ行っておるわけであります。しかも、それには同行者がついておる。趙重勲氏であります。趙重勲氏は翌日十三日に帰国するまでの間、十二日の夜は小佐野氏とともに間違いなく
