実は、この教科書検定は、具体的ないろいろなチェックは審査員が多数に上って行われるでしょうけれども、この中で大きな力を発揮されるのは調査官である。調査官の問題については従来からも国会でもいろいろ追及もしてきたところでありますが、引き続いてさまざまなわきまえない振る舞いが耳に入ってくるわけであります。 一つは、所という調査官は、一月の「神社新報」という神社関係の新聞に、五日だったかと思いますが、天皇元首論を肩書きづきで書かれているわけですね。元首とか日本の主権にかかわる問題というのは憲法事項であって、教科書の非常に重要な柱の問題である。こういうことについて、NHKの報道が偏向であるから天皇元首論の立場で一撃を加えておいたというような
