ところが、学部を出て専攻科というのに一年行くと、これは一級免をもらうようになっておるわけですね。これもまことに奇異なことであって、もともと高校教員の二級免相当の学力は、学部卒業段階で認定をされておるわけですね。ところがあと一年の専攻科と、それから二カ年の修士課程を比較をいたしまして、これが一級免を授与するに当たらないというのは、これはまことに常識的に納得しかねる話で、むしろ高校に採らせないように、高校を志望する者を修士課程の受験者からはじき出すために、教科内容よりも一つの行政上の目標から与えられた制限であるように感じるわけですけれども、どうでしょう。
