この覚せい剤の密輸入に使用した船の乗組員が陸で覚せい剤の荷受けをする者との連絡用に携帯電話を使用していたわけでございますが、その携帯電話につきましては、覚せい剤を海に投棄する前に寄港した土佐清水港へ向かう途中の段階で海中へ投棄した、こういうふうな供述をしております。 この供述に基づきまして、当時、高知県警の潜水班が投棄現場付近の海中を捜索したわけでございますが、その携帯電話の発見には至らなかった、こういう状況でございます。
この覚せい剤の密輸入に使用した船の乗組員が陸で覚せい剤の荷受けをする者との連絡用に携帯電話を使用していたわけでございますが、その携帯電話につきましては、覚せい剤を海に投棄する前に寄港した土佐清水港へ向かう途中の段階で海中へ投棄した、こういうふうな供述をしております。 この供述に基づきまして、当時、高知県警の潜水班が投棄現場付近の海中を捜索したわけでございますが、その携帯電話の発見には至らなかった、こういう状況でございます。
この事件につきましては、被疑者が乗船していた船舶のほか、潜伏地とか居宅とか、そういったところについて捜索をしております。その結果、被疑者五名からそれぞれ本件犯行に際しまして関係者との連絡に使用したと思われる携帯電話五機を押収しております。
少年への薬物の汚染の実態とその対策について御説明を申し上げたいと思います。 まず、少年への薬物汚染につきましては、依然としてシンナー等の乱用が大きな問題であることに加えまして、最近では、御指摘のように覚せい剤の乱用が深刻化しております。そういった意味で極めて厳しい状況にあると考えております。 特に、少年が薬物を乱用した場合には、成人以上に依存状態に移行しやすく、薬物による心身への影響が深刻な形であらわれやすいことから、少年への薬物汚染が拡大している現状は大変憂慮すべき状況にある、こういうふうに認識しておる次第でございます。 具体的に、どんな汚染状況かということを説明させていただきたいと思いますが、覚せい剤乱用で検挙された
委員御指摘のように、平成八年に急激に増加いたしまして、平成九年には過去最悪を記録しております。このように覚せい剤乱用で検挙された高校生が急増した背景については幾つかあろうかと思います。 まず考えられますのは、イラン人などの来日外国人が街頭で少年に声をかけ密売するなど、少年でも容易に覚せい剤を入手できるような環境が出てきたということでございます。 次に、女子の場合についてでございますが、テレホンクラブ等を通じて知り合った相手から覚せい剤を入手するようなケースが見られるようになってきたということでございます。 それからもう一点、覚せい剤をSとかスピード等と呼ぶことなどによりまして、乱用に対する罪悪感が薄れてきたということ。も
委員御指摘のとおり、覚せい剤を初めとします我が国の乱用薬物のほとんどが外国から輸入されております。その場合に、国際的な薬物犯罪組織の手によって我が国に密輸入されているということ、日本側では暴力団等の組織が受け手となっているということでございます。 また、覚せい剤が主でございますので、覚せい剤につきましては中国等が主要な供給国となっております。手口につきましても、最近は大変巧妙化してきておりまして、正規の輸入物品の中に隠匿する、あるいは海上で瀬取りして密輸入する、そういったいろいろなケースが出てきておるわけでございます。 私どもといたしましては、関係諸国の取り締まり機関、それから国内では税関、海上保安庁と協力してその密輸入につ
委員御指摘のとおり、薬物乱用の問題は世界的に深刻の度を深めておりまして、その解決に向けて関係各国の国際協力が不可欠になっております。国連等のいろいろな場でもってその問題が取り上げられている。私どもは、そういった動きも当然踏まえながら、関係各国との連携を図って対応していかなければならないと思っております。 特に、その際に、供給の遮断の観点から、密造が行われている地域における薬物対策を支援すること、これが極めて重要だと考えております。御指摘のゴールデントライアングル及びその周辺諸国では、近年覚せい剤の密造が急増して、その一部が我が国に流入している、そういう状況にございます。 そういった観点で、本年二月には、警察庁におきましては、
最近の薬物情勢をめぐる御指摘、委員の御指摘のとおりだと思います。
私どもといたしましては、青少年に薬物の危険性、有害性というものを理解してもらうことが極めて重要だと思います。そういった意味で、先生御指摘のように、全国の都道府県警察に薬物乱用防止広報車を整備しております。 この場合に最も必要なことは、薬物の危険性というものを本当にみずからのものとして認識してもらうことだと思います。そういった点で、薬物の現物だとか薬物を使用したときにどういう状態になるかとか、そういったことについて本当に実例に基づいた説明をする、しかもそれもスクリーンを用いてする、こういったことをやってまいりたいと思います。 また、そういった広報車の活用方法につきましては、当然学校に対しまして行くこともありますけれども、そのほ
青少年の薬物乱用を防止するためには、早期にそのような危険性あるいは有害性について認識してもらうという必要があろうかと考えております。現在では中学校、高校を重点的にやっておりますが、小学校の高学年に対してもそのような広報活動をしなければいけないと考えております。昨年は千百六十九校の小学校に行っておりますが、全体の数からしますと四・八%ということで、大変少ない状況にございます。今後はいろいろと努力をいたしまして、積極的な展開を図っていきたいと思います。 また、いろいろ限りがあるだろうという御指摘でございますけれども、やはり私どもとしましては、警察官等の担当職員を効率的に運用いたしまして、できるだけ多く開催するようにしてまいりたいと思
我が国の薬物の現状を見ておりますと、従来は暴力団の密売組織による密売が多かったわけでございますが、最近はイラン人、フィリピン人等の来日外国人の密売事犯が増加しております。私どもといたしましては、こういった外国人の薬物密売組織に対する捜査を徹底いたしまして、その壊滅を図っていかなければならないと思っております。 また、そういった観点で、外国の捜査機関との連携というものが極めて重要でございます。イラン人薬物密売組織の壊滅を私どもは重点の一つとして挙げているわけでございますが、そういった観点で、イランの薬物取り締まり機関等と緊密な連携をとって、現在その対策を進めておるところでございます。
我が国における覚せい剤を初めとする少年への薬物汚染が極めて深刻な状況にあるということ、また、少年が薬物を乱用した場合には、大人以上に依存状態に容易に移行しやすく、薬物による心身の影響が深刻な形であらわれやすい、そういう状況がございます。そういった観点から見まして、警察といたしましては、児童の権利に関する委員会最終意見書の勧告というものを重く受けとめているということでございます。 そういった認識のもとに、少年の薬物乱用を防止するため、供給の遮断と需要の根絶の両面からさらに総合的な対策を進めていかなければならないと思っております。
オウム真理教は、教団代表の指示によりまして、武装化の一環として教団施設内でLSDを密造し、また宗教的儀式に用いることを目的として、LSD以外にも覚せい剤、メスカリン、チオペンタールナトリウム等の薬物を密造しておりました。 平成六年から平成七年にかけてこれらの薬物を密造した容疑で、同教団代表者、麻原彰晃こと松本智津夫ら十六名を逮捕しまして、LSD約百十五グラム、覚せい剤約二百二十七グラム等を押収しております。 なお、チオペンタールナトリウムにつきましては、先ほど法務省から答弁のございました、平成七年に発生した公証人役場事務長逮捕監禁致死事件において、被害者に対し自白させることを目的として使用している状況にございます。
武装化の一環としてLSDを密造したわけでございますが、これについては使用しておりません。また、覚せい剤等につきまして部外の者に密売したんじゃないかということにつきましては、密売したという事実については私どもは把握しておりません。
銃器の状況について御説明いたしますが、これも薬物と同様に、代表が教団武装化の一環としまして小銃等の密造を行うよう教団幹部に指示いたしまして、その指示を受けた教団幹部はロシアにおいてAK74と呼ばれる小銃と銃弾を入手いたしまして、部品等を日本に持ち込むとともに、その部品の製造方法等について検討したということでございます。その上で、平成六年四月ごろから上九一色村の教団施設内に武器製造機械を持ち込みまして部品等の密造を開始し、平成七年一月に小銃一丁を完成しているという状況にございます。 武器等製造法違反事件といたしまして、松本智津夫外二十八名を検挙しております。
我が国におきまして規制されている薬物には幾つかの種類がございます。覚せい剤を初めといたしましてヘロイン、コカイン等の麻薬、大麻、アヘン、睡眠薬や精神安定剤等の向精神薬、こういったものが規制されている薬物に該当するわけでございます。 我が国におきまして、このような薬物事犯の検挙人員のうち、九割前後を覚せい剤事犯が占めております。覚せい剤事犯が薬物事犯の大きな問題になっているという状況でございます。また、世界的に見ましても、従来は大麻、ヘロイン、コカイン等が乱用の中心でございましたが、最近は覚せい剤につきましても世界的に乱用される状況になっている、こういう状況にございます。
覚せい剤につきましては、注射等によって摂取するわけでございますが、摂取後数時間においては眠気、疲労感等が消失して、頭がさえたように感じられ、陽気になる、こういった効果がございます。ただ、その効果もすぐに薄れまして、脱力感、疲労感、倦怠感に襲われる、こういうふうな状況に陥るということでございます。 そういった観点で、薬切れの不快感から逃れようとして連続使用が始まるということでございます。やがて、幻覚や妄想等の中毒症状があらわれ、身体的に見ましても、やせ細ったりあるいは瞳孔が散大するなどの症状があらわれてきます。時に、錯乱状態から発作的に殺人等の凶悪事件を引き起こす場合も少なくございません。 また、こういった覚せい剤を乱用してお
覚せい剤の製造方法につきましては、大別しますと二つの類型があろうかと思います。まず、麻黄という植物から得られますエフェドリンという物質から製造する方法でございます。もう一つの方法は、ベンズアルデヒド等の工業薬品から化学合成して製造する方法でございます。 例えば、ヘロインについて見てみますと、ケシを栽培してそこからアヘンを抽出し、さらにそれを精製してつくっていくわけでございます。また、コカインにつきましては、コカという植物を栽培して、その葉から必要な成分を抽出して精製するわけでございます。 こういったものに対しまして、覚せい剤につきましては、製造に手間がかからず、さらに化学合成により製造する方法につきましては、植物を原料として
先ほどベンズアルデヒド、フェニルアセトンということを申し上げましたが、これらのものはトルエンから製造されます。このトルエンは石油から合成されることが一般的なものである、こういうふうに考えられております。
現在、我が国にあります覚せい剤のほとんどは海外で密造されまして、国際的な薬物犯罪組織の手によって密輸入されている、こういう状況でございます。また、日本側におきましては暴力団等の組織がその受け手となっている。言うなれば、二つの組織が連携してやっている、そういう状況にございます。 これらの覚せい剤は、その多くが中国や東南アジアのゴールデントライアングル等で密造されているということでございます。その密造された覚せい剤が香港やフィリピン等さまざまなルートを経由して国内に密輸入されております。 その際にどんな手口で密輸されるかということでございますが、例えば正規の輸入貨物に巧妙に隠匿したりする方法、あるいは漁船等を使いまして海上で受け
我が国の覚せい剤の状況がどのように位置づけられているかということでございますが、国連の資料によりますと、年間一トン以上を押収している国は世界でも数カ国程度でございます。我が国における実際の覚せい剤の流通量は、我々が捜査で押収します押収量をはるかに上回るものがあるのではないかと考えておるところでございます。そういった意味で、我が国は世界でも有数の覚せい剤消費国ではないか、こういうふうに考えて間違いないかと思います。