これはどうも数字回答になつてはなはだ相済みませんが、私も一兆というものをきちんと零、終るものと考えておりません。例が悪いかもしれませんが、そうだといたしますと、それでは百億かと仰せられても困るのでありますが、百億ふえてもこれは一兆のラインだと私は考えております。その意味もこの弾力性というときには含まれております。つまり一兆という線は動かさぬというのは、太い線を動かさないという意味であります。従いましてこの弾力性の中には今の少々のものはあり得ることと私は考えて、弾力性という意味を使つておるのであります。
