それはいろいろの点について考えてみました。それでどうも財源がない、こういう結論に達して、ただいま申し上げておるようなことになつたのであります。
それはいろいろの点について考えてみました。それでどうも財源がない、こういう結論に達して、ただいま申し上げておるようなことになつたのであります。
それはどうも、田中官房副長官からお話がありました通り、関係閣僚ともいろいろ相談をいたしましたが、結論に達しません問題について、こういう話をした、あういう話をしたということは、いささか控えさせていただきたいと存じます。
よいお知恵があれば、つつしんでいつでも喜んで承りたいと思います。
お答えいたします。 産業の合理化をするために、賃下げ、首切り等を勤労大衆の犠牲でやるのではないかというお話でございましたが、私どもは、日本経済の自立態勢を確立するためには、究極の目的が国民生活水準の向上にあると考えるものでありまして、従つて、経済合理化の過程におきましても、賃金の切下げ等による方法は極力これを避けまして、特需等の収入にたよらず、しかも生活水準及び雇用水準を維持しつつ、国際収支の均衡をはかる方向に向つて努力いたしたい所存であります。このためには、御承知のごとく財政投融資の増強が必要でありまするので、これによる設備の近代化を通じて経済の合理化を達成したいと考えており、昭和二十八年度予算案におきましても、この趣旨を織り
夏季手当の問題につきましては、先ほど御答弁申し上げておりまするから、速記録をごらん願いまするが、困難なる財政事情のもとでもございますので、なおとくと考えておる次第でございます。(拍手) 〔国務大臣内田信也君登壇〕
二十八年度の予算につきましては、過日申上げました通り、一般会計の収支の均衡を維持しつつ、財政資金全体としては或る程度弾力的な考えを持つようにいたしておりますが、予算案によりますると、大体一千億円程度の撒布超過と計算がなつておる次第でございます。併しながら今日におきましては、経済は朝鮮動乱の直後のような海外需要もなく、むしろ世界経済は全般的には、過日申しました通り横ばい乃至下押しの傾向が見られるのでありますから、財政面において或る程度撒布超過を行いましても、私がよく申上げまする財政金融の一体化によりまして、その相当部分が日本銀行に環流することとなりまするので、インフレを誘発するような虞れはないものと確信しておる次第でございます。なお金
貿易の振興が現下の急務であるという御意見に対しましては、まつたく同感であります。海運につきましては、これらの貿易振興上、ただいまお話がありましたが、特に重要な点にかんがみまして、日本開発銀行を通じて融資をいたしまするが、それにあたりましても、特に外航船の建造に配意いたしておりまするし、また外航船舶建造融資利子補給法等によりまして、これらの育成措置を講じておるのでございます。目下のところ特殊な金融機関をつくる考えがあるかないかとのお尋ねに対しましては、さしあたり海運のための特殊金融機関をつくるという考えは持つておりません。 貿易振興のための施策についてはどうしておるか。先に輸出入銀行の金利引下げを行いました。また為替売買手数料等の
今度の予算につきましては、休戦以後の情勢をも盛り込んでありますことは、すでに御答弁申し上げた通りであります。 なお米価問題について鈴木君のお話がございましたが、これは当時十数名の記者と会いまして、ただ一新聞にだけ出ておるのを見ましても、あえて弁解を要しないだろうと存じます。私は鈴木君に劣らざる日本人の誇りを持つております。(拍手)
今回の予算編成に当りましては、拙速にのみ重きをおいたわけではございません。予算編成の基礎となりました経済事情に基本的な変化がないものと認められまするので、おおむねその方針を踏襲し、情勢の推移によりまする若干の変更を加えることにした次第でございます。コスト引下げによる国際競争力の充実につきましては、国際競争の激化している今日、我が国経済政策の基本をなすものでありまして、本予算案も当然その線に沿つているものでございます。本予算における不成立予算を踏襲したことは、決してコスト引下げの基本政策と矛盾するものでなく、財政金融の一体的運営によりまして相当の效果を挙げ得るものと考えております。今度の予算案は何ら不健全なものを含んでおりません。
お答えいたします。 中小企業について各方面からいろいろ有益な御意見が出まして、傾聴いたしました。この商工組合中金等への預託金の引揚げを中止するかどうか、新たに預託するかどうかという問題につきましては、私ども期限の来るものは一方引揚げまするけれども、同時に新らしい預託をいたしまするので、事実上その資金には影響がないように措置いたしておる次第でございます。なお、中小企業金融公庫ができるが、その窓口をもつて狭くしたらどうか、言い換えれば商工組合中金等を通じて出したらどうかという御意見に対しましては、これは誠に御尤もでありまして、極く資金の効率的な運用に注意いたそうと考えておる次第であります。 資金運用部資金の運用方法を改善しないか
昭和二十八年度予算の提出にあたり、その大綱を説明し、あわせて府政の財政金融政策について所信の一端を申し述べたいと存じます。 昭和二十八年度予算は、前国会において衆議院の議決を経た後不成立となつた予算を基礎とし、その後の情勢の推移に伴う必要な調整を加えて編成したものであります。最近、朝鮮において休戦の見通しが濃くなつて参りましたが、予算編成の前提となる経済事情には、当面急激な変化を生ずることはないものと考えられまするので、特にこのための改編を行わなかつた次第であります。 今回提出いたしました昭和二十八年度一般会計の予算総額は九千六百八十二億円余であります。各方面における財政支出への要望は厖大な金額に上りましたが、全体としてり財
昭和二十八年度予算の提出に当り、その大綱を説明し、併せて政府の財政金融政策について所信の一端を申述べたいと存じます。 昭和二十八年度予算は、前国会において衆議院の議決を経た後不成立となつた予算を基礎とし、その後の情勢の推移に伴う必要な調整を加えて、編成したものであります。最近、朝鮮において休戦の見通しが濃くなつて参りましたが、予算編成の前提となる経済事情には、当面急激な変化を生ずることはないものと考えられますので「特にこのための改編を行わなかつた次第であります。 今回提出いたしました昭和二十八年度一般会計の予算総額は九千六百八十二億余円であります。各方面における財政支出の要望は厖大な金額に上りますが、全体としての財政規模を極
田村さんにお答え申上げます。御指摘のごとくに、私どももデフレ政策によりまして、今の日本の物価を引下げ、それで輸出競争力をつけるというようなことは、これは現在の日本では避くべきであると考えております。然らば為替レートを変える、このことは国際信用上極めて重要なことでございまして、私どもは飽くまで現行為替レートは堅持すべきであると考えております。それならばどういう方策でやるかというお話でございますが、これにつきましては、私どもは今仰せになりました日本のこの各企業の合理化というものが相当行われておる部分もございますけれども、まだこれは田村さんもよく御承知のように、なお合理化を要する部分、特に能率的、効率的に持つて行かなければならん部分が非常
誠に御尤もな御意見でございますが、私ども別に観念的に申しているのじやなくて、只今ちよつと申上げましたように、これは田村さんも御覧になつてもわかりますが、まだ合理化の行われている部分が甚だ少くないのであります。従いまして例えば機械のごときものでも、相当多額な機械で優秀な機械を輸入しますことを要望されておりまして、そういうようなこと等による合理化もやつて行きたい、こう思いまするが、田村さんのおつしやる最も要点は、恐らくはもう少し資金を効率的に使うことにしたらどうか、こういう点にあるのじやないかと思うのであります。私どもも今日金融機関に対しまして効率的に使うように指導はいたしておりますけれども、統制という面についてはまだ考えておりません。
これは田村さんも御承知のように別に資金の統制を政府がいたしておるわけじやございませんが、日本の資本の蓄積が思うように参つておりませんのに、今丁度お話になつたように、いわゆる料理屋とかネオンサインの輝くような方面には非常な金が流れているというようなことは、日本の現状から見て誠に面白くございませんので、やはり日本の重点とする各種の産業のほうに資金が分配されるようにという希望を持つて、まあ一口に申しますれば、何ら統制の根拠を持つておりません、統制をいたしておりませんが、指導はいたしておる次第でございます。今後ともやはりこの程度の指導は必要である、現に指導しておりましても、今御指摘になりましたようなネオンサインの輝くような方面に金が行つて、
そのことは政府委員から御答弁を……。
御意見の点には御同感できる点も多いのでございまするが、併し現在の日本では御承知のように資本の蓄積は思うように参つておりませんので、民間銀行のほうでの金融だけでは、国の各種の重点的な企業を振興さして行く上において非常に遺憾な点が少くないのであります。私どもは毛頭計画経済その他をやる考えを持つておるわけではございませんが、国としてはやはり一定の計画を立てることは是非必要でございまして、例えば五カ年間の電源開発をどうするとか、或いは造船についてはどうするとか、鉄鋼についてはどうするとか、石炭をどうするとかというような、主な産業について一つ一つの計画を持つてやることが必要でございまして、その線に沿つての財政投融資は、資本の蓄積が十分でない現
田村さんの御意向はよくわかりました。私どもも今のような電源開発とか造船とか、鉄鋼、石炭等、こういうものばかりではございませんので、つまり民間のほうの資本蓄積が足らんために、例えて申しますと、中小企業金融公庫を作るとか、或いは農林漁業の公庫を作るとか、そういう中小企業とか農林漁業とか、そういう方面に出しますものも実はあの財政投融資で、或いは国民金庫に対するもの、そういうふうなものも含まれております。併しながら仰せになつたような、成るべく税金を減らすことによつて資本の蓄積を図れという御趣旨は誠に御尤もでございまして、私ども速かにそういう時代を期待したいと実は考えておる次第でございます。
二重米価の問題は、経済上にも予算上にも至大の関係を持つておりまするので、とくと検討の上できめたいと考えております。(「もう予算方針はきまつているじやないか、予算編成がきまつておるのにそれがきまらないということはないじやないか」と呼ぶ者あり)
私が農林大臣当時の考え方は、二重米価をなすべきものにあらずという考え方でおつたのでございまするが、いわゆる情勢の変化もございまして、その点等をとくと考えて、(「改進党の要求だ」と呼ぶ者あり)その結論を得たいと考えております。(「政界再編成の道具か」と呼ぶものあり)