今回衆議院において議決され参議院に送付されました昭和二十九年度特別会計予算補正(特第1号)の御審議を願うに当りまして、その内容につき御説明いたしたいと存じます。 今般いわゆるMSA協定の締結に伴い、アメリカ合衆国政府から経済的措置に関する協定に基いて贈与される円資金を工業の助成等経済力の増強に必要な費途に充てるため、経済援助資金を置き、この資金に関する経理を一般会計と区分して行うため、経済援助資金特別会計を設置することといたしましたので、このため、ここに昭和二十九年度特別会計予算補正(特第1号)を提出いたした次第であります。 この特別会計の資金は、右のアメリカ合衆国からの贈与による受入金三十六億円及び資金の運用による収益金約
