尾
尾津久子
證人
1948-05-21
参議院・司法委員会
そうです。
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そうです。
ないです。
はい。
そうです。別にまだその方のあれまで行けなかつたですからね。
それは実はその前に、暮に倒れたのです。軽い脳溢血で……。拘置所に入る前に、その前の年の暮に倒れたのです。それですから私がひどく心配しまして……。血管がいくらか切れたのです。それですから工合が悪いということを自分で言つたものですから、若し又脳溢血にでもなると危いと思いましたので、実は私がお伺いしたのです。
暮です。暮に血管が幾らか切れたのですよ。それで一時駄目だつたのです。それで私が心配しまして、それがあるものですから、工合が悪いですから、主人が若し脳溢血ででも死なれては困ると思いましたので、お伺いしたのです。
永田さんという博士です。
その方は、家は杉並だと伺いました、賀陽宮樣のお附添のお医者樣だつたという話です。
分りました。軽い脳溢血というのですが、ちよつと血管が切れたのです。約一月以上も寢て、注射を打つておりました。
あるのです。
一回だけじやありません。その前に三度も四度も倒れたのです。
そうです。
それは近所の篠田病院というのがあります。
いいえ、貧血じやないです。
低すぎるので又いけないと先生も言つておりました。
ところが本当に倒れたのです。御飯を頂いていても、すうつと倒れちやうのです。
先生のいうのには、貧血じやない。十二月に倒れたのは……。
それはそうですね。それは考えようですけれども……。とにかく二度も三度も倒れたのです。
先生が大袈裟に言つているのですか何ですか知らないけれども、私たちにはそういうふうに報告して呉れたのです。それがあるのが一番怖かつたのです。
聞きません。