尾
尾津久子
證人
1948-05-21
参議院・司法委員会
裁判所で聞きました。待つてる間に。
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裁判所で聞きました。待つてる間に。
弁護士控室で。
上條さんと、森山先生と、書記さんですか、学生さんがいらつしやいました。
何でも二三いましたよ、うちでは。
私が行きました。
うちでは私が一人で、あとは事務所の者、岡戸と松井だとか……それからあとは店員が行きました。
行かなかつたと思います。
朝早く……。
それは私が落度があつたのです。佐々内科の先生があなたは精神病者だから家で寝てばかりいてもよくないから、ああいう所に長くいたのだから、少しく散歩しなければいけないということを本人が言われたので、そこで、ちよつと散歩に行くというので、私もそれは落度があつたのですが、散歩に行くというので、まさか外に行くとは思わなかつたのですが。
いいえ、そんなことはありません。
何のために出られたか、御存じでしよう。
いいえ、散歩に出て、ものの一時間やそこらで帰つて來ました。どこへ行つたと聞いても、ちよつと出て來たといつて何とも言わないのです。
私には分りません。
まさか外へ行くとは思いませんでした。
自動車で行つたということは知りません。
だから私の落度だと思います。
あの主人としてなかなか言うことを聽く人ではないのですから、やはり男のすることをあれするということは、昔から言われておるので注意しませんでした。
注意しなかつたのではないのでしようか。
その点は私には分らないのですが。
私は全然知りませんでした。