尾
尾津久子
證人
1948-05-21
参議院・司法委員会
それも分らないのです。
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それも分らないのです。
昔は飲みましたが……。帰つて來ると診察をやるのですから、酒を飲んだということをはつきり私に言いませんから、酒を飲んだとは思いません。
そうありません。
私の知つてる範囲ではそう沢山ありません。
うちの事務の者だけは來ておりました。段々事業が駄目になつて來ました、差押や何かで、それですから事務の者が一人二人來ました。
事務の者が毎日三人ずつ來ておりました。お見舞に來て呉れた人もありますが、來客は精々三人か四人で、十人と來たことはありません。
そう來ません。長く喋つておりますから……。
はあ。
私、酒など出しません。病院ですから、出す所でないのですから……。
いえ、そういうことはありません。
執行停止で帰つて來たときですか。
弁護士さんは上條先生一人でした。
誰も來ません。
そんな話はなかつたような氣がします。
私そのとき聞いておりませんでした。私も実は工合が悪くて、安心したのでしようか、実は病氣しておりまして、病院でずつと治療しておりました、一緒に……。
それは私ちよつとも聞いておりませんでした。
別に聞いておりません。
一回です。五日しか入つていないのですから、幾日もおいでになる筈がない……。
聞いておりません。
お礼は申しました。いろいろ有難うございましたと。