運賃決定の原則といたしましては、今まで長い間いろいろ学者が議論しておりますが、具体的にありますのは、原価主義であるか、負担主義であるかということか一番大きな問題でございます。これは交通論としてのいろいろの議論のあるところでございまして、この原価主義と負担力主義というものをどうあんばいしていくかというところに、いろいろな運賃が出てくるわけでございます。その点、私も、実はこの四原則は、これでいいか悪いか今具体的に答えろと申されましても、ちょっとわからないところがあるわけでございますが、ただわれわれ見ておりますのに、この運賃法の出ました昭和二十三年という時代の背景を考えますと、非常にインフレの高進をいたしておった時代でございまして、やはり
