先ほど申しましたように、政府といたしまして、この仲裁裁定を受諾することを閣議決定をいたしました。その考え方というものは、少なくとも現段階においては補正は組まないでこれを処理するという態度の決定をいたしたわけでございます。ただし、これは先ほどから先生いろいろ御指摘のございますように、相当工事費から大きく充てるおそれがあるということでございまして、したがいまして、その工事費の削減によりまして国鉄の今後の経営あるいは国民経済の振興というようなものに大きな悪影響を与えることになりますれば、これは容易ならぬことでございます。今後の実情、また国の一般的な財政状況あるいは一般会計の予算の推移というようなものを見まして、補正につきましては考えてまい
