私はILOの精神にそむいてはいかぬと思う。しかしその精神そのものが、国情によってやれというのが少なくとも今日におけるILOのほんとうの精神であろうと思うのですよ。そうでなかったら、私はILOというものは非常に無理なことをするということになってくると思うのです。それは、日本人は一たん約束したものは守らなければなりません。守らなければなりませんけれども、その約束というのは、その精神を約束したのである。だから、条約そのものの解釈についても、その国情に適したようにやる精神を述べたもので、憲法みたいなもので、むしろあんまりしゃくし定木にやると、ILOというものはつぶれてしまう。(「最低限度じゃないか」と呼ぶ者あり)最低限度と、あんまり数字をや
