基本的には中選挙区制における個人本位の選挙制度を政党中心の選挙に改める、こうした目標のもとに、これまで議論がありました民意を反映させる比例代表の選挙、そして民意を集約させる小選挙区の制度、こう性格づけられた両制度をちょうど二百五十、二百五十ということで、それぞれの相補う制度として構成したというのが政府案のスタートでございます。
基本的には中選挙区制における個人本位の選挙制度を政党中心の選挙に改める、こうした目標のもとに、これまで議論がありました民意を反映させる比例代表の選挙、そして民意を集約させる小選挙区の制度、こう性格づけられた両制度をちょうど二百五十、二百五十ということで、それぞれの相補う制度として構成したというのが政府案のスタートでございます。
御指摘のように、並立制の小選挙区の部分につきましては、そういう分け方がどうかという議論もあるかもしれませんけれども、民意の反映よりはいわゆる民意の集約という点に重点が置かれているものと一般には考えられております。それだけに、自民党の海部案、そして単純小選挙区制につきましての先ごろの自民党案というものについては、まさに政権選択、ここに焦点を置いて、これを自民党の皆さんは選挙制度についての哲学と、こうおっしゃっておったところも承知しておりますけれども、構成されておったということだと思います。そうした考え方と、今、並立制の方が民意反映のためにはよろしいのではないか、こういう御意見につきましては私も実はそう考えてまいりました。 そこで、
委員御指摘の地方の声ということが、選挙の定数の関係におきましてはかっての定数是正のときも同じ観点がございましたが、過疎過密の問題をどう考えるのか。定数を一対二ということを念頭に置いて是正してまいりますと人口減少県についてかなり議員の削減が行われる、これが格差是正以来議論されてきたところでございます。 そうした点につきましては、これは八六年の国会決議、過疎過密に配慮してということがありましたけれども、常に法案づくりの念頭にあったところでございまして、今回もいろいろ議論はありましたけれども、各都道府県にまず一つ配当するというところから問題点を考えたということについては、それは一つの配慮だったと思っています。また、地方公聴会などの意見
少し前の時期に同じ趣旨のものが出てまいりまして、昨日また、昨日は前回と比べるとちょっと一味違っておりました。前回出たときに意見としてありました、全国集計で都道府県ということにした場合には全く与野党を通じてゼロという県が、まあ私は三つぐらい出ると思ったんですけれども、出るということになりますという問題点があったことに対して、きのうの新聞の場合には、これまたその空白の県に対しても一人ずつ配当する、こういうようなことがつけ加わっておったというのが昨日の記事ではなかったかと思っております。 正直に申し上げまして、ちょっと私、問い合わせいたしましたけれども、そういうものがどこから出たのか私の段階では把握しておらないところでございまして、し
法のもとの平等という観点からの御指摘でしたけれども、現在の参議院につきましてはもう言うまでもなく四%という条項がございます。今回、法律を衆議院についてつくるに当たりまして、この阻止条項問題につきましては参議院の四%ということを十分しんしゃくして、政策判断として三%と、こうした提案をさせていただいているところでございます。 この衆参の制度の差ということにつきましては、何回か申し上げましたとおり、参議院の制度の骨格部分については手を触れおい、こういうことで、今回の衆議院の選挙制度の変更に伴ってどうしても必要な部分ということになりますと、ビラとかはがきとかそういった部分的なものになります。したがって、そういう部分だけに絞りまして、この
参議院について四%ができた経過を振り返ってみますと、定数五十、そして一人、そのためには二%、裏表に書いていることになるから四%と、大ざっぱに言うと大体そういう考え方だったと思います。 正確に必要だったらまたつけ加えたいと思いますけれども、そうしたでき上がった参議院の制度が今あるわけでありまして、この制度については、今申し上げましたとおり今回衆議院を変えるからといって参議院の制度の骨格的な部分について手をつけることはしない、これは参議院の皆さんの御議論、これから始まる本格的な改革の中で議論していただく、こういう前提をとっておりますので今回は触れておらないところでございまして、これは最終的に衆議院のところがどうなるかということを含め
選挙制度を含めて憲法の想定する二院制の趣旨を生かす、ここが要点だと考えているところでございます。
基本的には、先ほど申し上げましたとおり、憲法が想定する二院制、それぞれ位置づけとしては国民代表であることについては同質であるということを前提としながら、憲法上も衆議院の優位性その他についていろいろな部分があるわけでありますが、その趣旨を生かした制度と運営というものが望まれている。御質問に答えれば、参議院につきましては、自主性、独自性というものを生かすような、そうした特徴というものをどうこれから制度の面でも運営の面でもということになると思っております。 〔理事一井淳治君退席、委員長着席〕 ただ、幾度か繰り返して申し上げているとおり、今回政府の立場から具体的な提案ということについては差し控えた経過がございます。この問題につい
法案作成の経過などを通じまして、参議院段階における与野党の御議論についてできる限り勉強させていただいたつもりでございます。そして、いろんな経過がありましたけれども、自民党の方が参議院についての制度改革の大綱をおまとめになったということも承知しております。同時に、与党の方におきましてもかなり精力的にこの問題について議論を進めており、さまざまなこれから手続とか手法ということについてはお知恵が出てくるんじゃなかろうかと思いますけれども、参議院の議論が進んでいる、こういうことでございますので、まずそこから始まるのではなかろうかと思っているところでございます。 今回の法案に参議院についてはこう考えるというようなことにつきましては触れてはお
今回政府提案としたことにつきましては、実は法案について検討する一番最初の作業だったわけでして、本来は、議会政治の土俵づくりのテーマであるとするならば議員立法とすべきではなかろうかといったかなり強い主張もございましたし、これも私は重い主張だと考えておりました。 そこで、一番最初に法案提出の形式について議論をした場合には、その二つの議論をかなり徹底した中で、最終的な結論としては、今回政治改革政権と銘打ち、そして総理も強い決意を表明している、今回は、これまでの衆議院における長い議論もございましたので、そういう議論を踏まえた中で政府提案とさせていただこう、こういうように結論を出して政府提案としたものでございます。 参議院の法案、制度
御参考までにちょっとつけ加えておきたいと思うのですが、法案提出の形式につきましてちょっと振り返ってみますと、参議院に比例代表制導入が昭和五十七年ですが、このとき以来今日まで、幾つか、七回ほど関連した法案が出ておりますけれども、閣法になったのは一度だけ、繰り上げ補充の制度について閣法にしたところでございまして、期間、選挙運動、定数是正、あるいは寄附禁止、そしてまた定数是正、緊急改革等、すべて参議院の法律、参法、衆法という格好で、閣法ではなかったというのがこれまでの最近の経過でもございます。 今回は、政権の性格づけというところからあえて閣法に決断をしたということでございまして、流れは一応以上のようになっていることについてもひとつ御説
今回、参議院にも戸別訪問の制度ということにつきましては、さっき申し上げました、全体の骨格については手をつけないまでも、どうしても必要な限りではこうした提案をさせていただいたということの一つでございます。 また、戸別訪問については、森山委員からもいろいろ問題点御指摘いただきましたけれども、議論があることについては承知をしているところでございますが、かつての参議院の全国区は残酷区であったという、非常に厳しかった選挙の長期における運動ということとは、今回仕組みとしては、戸別訪問、選挙が始まる期間ということでございますから、これは当然候補者本人の歩く限度についてはもうわかり切っているというところもあるんではなかろうかと思います。 そ
問題の焦点は、今回、腐敗を根絶させるための選挙制度を実現していく、こういう観点から、政治資金、腐敗防止についても全体として提案させていただいているところでありますが、企業・団体献金を一体どうするかというところに国民の皆さんの関心も集中しているところだと思っています。 そして、この部分について五年後見直しという前提を置きながら、今回は、まずは企業・団体献金について、この対象を、全面禁止というところまではなかなか現実的に難しかろうということから政党、政治資金団体に絞り、しかしこの政治家個人や政治家の後援団体等については即時全面禁止とした、これが大きな法案のめり張りのついた部分でございまして、やっぱりその前提のもとにできるだけ整理をし
一つの経過は、これまでの議論を踏まえてということだと思っています。午前中もお話しさせていただきましたが、定数是正の問題から始まった政治改革への着手が、とりわけこのリクルート事件の後、全体としての政治改革というように進んでまいりました。そして、その時点において、当時、自民党におかれても政治改革の大綱をつくる、そして選挙制度の問題をも含めて抜本的な政治改革を打ち出されたと思っています。また、それに引き続いて、その趣旨に沿っての第八次選挙制度審議会の議論も行われました。そこでも衆議院の制度、参議院の制度、議論はされましたけれども、定数是正から始まり、そして腐敗を根絶する選挙制度を衆議院段階で考えてきた、これが全体の流れだったと思っています
今の御質問で、比例区をつくったこと自体がけしからぬということですとまた議論が難しくなるわけですが、そうじゃなくて、そこを踏まえての御質問ですのでお答えさせていただきたいと思いますけれども、やっぱり目的は民意をどう反映させるか、比例区のいわば本旨というべきものをどういった形で生かすのかということがポイントだと思っています。 その場合には、これまでの議論を振り返りますと、およそ手法につきましては三つあったんじゃないだろうか。一つは全国一本、第二番目はブロック、そして三番目は自民党案にあった都道府県、この三つの比例区の選出の手法についてどれがいいかという、長短ということについて考えだというのが最終的な決断でございます。 民意を反映
当選決定の具体的な手続、九十五条の関係はちょっと自治大臣にまた補足してもらいたいと思いますが、三%のいわゆる足切りの問題につきましては、従来、参議院の全国比例ですと五十人の当選。ということですと、計算上は一人当選させるためには二%必要である。しかし、これが今回は五十人、百人、二百人、二百二十六人ということになってまいりますから、その意味ではやっぱりかなり今までの参議院とは違った雰囲気、形になってくると思います。 諸外国を見ても、全国比例一本で計算する場合には三%、四%、五%と、こういうような基準というものをつくっているわけでございまして、そうした例なども念頭に置きながら、今回は政策判断として三%と、こういう基準を一方における五人
今問題とされました点については、そのクッションかどうかの問題、これは比例代表の選挙制度をとりますと、やっぱりさまざまな形でそういう部分が出てくるんじゃないでしょうか。選挙についての手法と申しますか、当選者決定の手続だと思っています。 きのうも議論が出ておりましたけれども、例えば、じゃこの小選挙区部分についてフランス約二回投票制の方がよりよいのではなかろうかという議論もありましたけれども、そこまでいくとちょっと手続がわかりにくいといいますか、かかり過ぎるのではなかろうかということで、今度の経過でも議論いたしましたけれども、これを排したところでございます。 その意味におきましては、確かにワンクッションは置きましたけれども、振り返
提案は、政府案は三分の一でしたけれども、修正ということになりまして約四分の一、こういう基準になっていると思います。 全体として新しい制度をつくる場合、今回は、従来の選挙制度ではなく、選挙制度も新しくなりますし同時に政治資金の制度も変わります。こういったところで、政党が担うべき役割とそこでの経費につきましては推定ということにならざるを得ません。推定ということから、過去における実績ということを基準として推計値を出したわけでして、今の基準につきましては、選挙制度審議会の答申などにおきましては過度に公的助成によってはならない、こういう基準になっておったところでございます。 結論的には、かつての政府提案でありましたほぼ三分の一という計
広い意味では政治活動一般に関する資金……
もうちょっと分けて、その次の分類は、日常の政治活動資金と選挙運動の資金、こういう格好になると思います。 あと、具体的にはそれぞれの政党あるいは議員によって占める比重というのは違っているのではないでしょうか。正確に何分の何というわけにはなかなかいかない、こう思っております。