わが国の経済の状態が、元来そう資本の蓄積が豊富でない状況のもとにありましたので、敗戦によりましてさらにその蓄積が失われましたようなわけでありますので、この資本の蓄積について非常に乏しい状況になっておりますることはもう御承知のとおりでございます。したがいまして、資金の需給関係、よって生ずる金利の状態におきましても、世界的に相当高水準の経済状態にあるということはこれまた御承知のとおりだと思います。で、産業を振興し、経済の発達を促し、結局国民生活の福祉を増進するためには、蓄積の増加によって漸次金利水準を下げてまいるということが国際的に考えまして必要な状態にあるということについては、私どもその必要を認めておるわけであります。が、何しろしかし
