現在の段階におきましては、私どもは設備投資はわりあいにその意欲が鎮静をいたしておると見ております。むしろ問題は、過去に投下いたしました膨大な設備投資に対して相当高度の操業を維持するというところから、いろいろな問題が派出しておるというふうに考えておるのでございます。銀行の資金の融通状況を見ましても、設備資金の融通は、現在の段階においてはわりあいに少うございまして、むしろ増産のためのいろいろな運転資金等の形においての需要が多いのでございます。しかして、それらの操業を高度に維持いたしまするためには、その原材料としてどうしても輸入の依存が相当強いのでありまするから、そこで、最近における貿易収支の模様を考えまするのに、その原材料たるべき輸入が
