日本銀行といたしましては、証券の相場は証券市場自身が決定をしていくのが本旨であるということを根本に考えておりますので、外からその相場に介入をするということは、よくよくの場合でなければなすべからざることだと考えております。よくよくの場合と申しまするのは、たとえば何か思わざる事態のために恐慌的状態を生ずるとか、あるいは連鎖的にある一つのことが反応を持ちまして、そのために混乱の状態を生ずるという場合には、それを安定させるために日本銀行が出動する場合もあり得ると思いますけれども、それ以外の場合においては、これはそのために証券取引所があるのでありまするから、それによって生ずる相場を持って進んで参るのが、自由経済の本旨だろうと考えております。し
