日本における経済の発展の段階において、いろいろ経過しました事実によって、現在の段階が過去の重要な段階に比すべき非常に大事な時期であるという点については、御所見と全く私は考えを同じくいたします。それに対して、はたしてしからば、産業界あるいは金融界が同じような決意を持っておるかということにつきましては、私は漸次その認識は徹底してきつつあると考えておりますし、また私どもとしても、ぜひともその風潮は助長いたしたいと考えております。現在、日本の産業の海外競争力を強化するために、いろいろな施策を講じなければならぬということを通産省を中心としてお考えでございますから、金融界はぜひともその線において、その達成に協力をするという態勢をかまえております
