お尋ねの窓口規制事態という金融操作は、私は中央銀行としては本格的な操作とは考えておりません。今の過渡的な事態においてやむを得ずとっておる操作と申し上げた方がよろしいと思うのであります。すなわち、銀行のすべてがこの規制を受けておるわけでもございませんし、また引き受け方も銀行の個々の立場によりまして相当異なっております。相なるべくは、金融の流れが、本来持つ金融傾向、すなわち金利を中心としてその繁閑が規制せられるという正常な状態が浸透いたしますならば、私は、この規制という、何と申しまするか、便法は廃止せられるべきものだと考えております。ただ遺憾ながら、現状において、一般的な金利の趨勢というものが、そこまで金融の需給関係を調節する機能が十分
