時間が来ましたので、これで終わります。
時間が来ましたので、これで終わります。
私は、三宅島NLP基地化の問題について最初にお伺いをいたします。 まず、外務大臣の所見をお伺いしたいのでございます。 七月二十三日の参議院の予算委員会におきまして、栗原防衛庁長官は、安保は国是だ、生活の方が安保よりも大切だというのはどうかしているという発言をされました。島民の暮らしよりか安保優先、国策優先の考えであったというふうに思います。 日米安保条約の担当大臣として、外相はこれについてどうお考えなのか、よもや防衛庁長官と同じ考えではないと思いますけれども、いかがでしょうか。
そのように言われますけれども、実際会議録を読みますと、おっしゃるようにはなってないのです。これはやりとりでございますから、はっきりと活字にもなっているわけです。 栗原防衛庁長官が、「これは」つまり日米安保条約は「日本の国の国是じゃないか、その国是を、それよりも」というのは安保よりもということです。「生活の方が大切だという言い方の方がどうかしている。」このようにはっきりと、安保は国是だ、生活の方が国是である安保よりか大切だというのはどうかしていると言われているのですね。安保と生活の調和とか、生活を重視しているという言葉は、それはその後の弁解でございまして、実際、こういうふうに言われているのです。 こういう見解は正しくないと思い
それではお聞きしますけれども、日米安保条約は、栗原長官が言ったように国是というふうにお考えですか。
大きな柱というのはいいのです、そういうお考えでしょう。私たち、国是と言っているのは、例えば非核三原則ですね。これは倉成外相も長崎出身でありますし、非核三原則については非常に強調されておりますので、国民が一致して、国論が一致してそうなっているのを国是といいまして、こういう非核三原則のようなものであるかどうか、このことを聞いているのですよ。安保条約についてはまだいろんな意見がございますね、国論が一致していないのです。それを国是というのは言い過ぎだと思いますけれども、どうでしょうか。
国是といった言葉について否定なさらない。つまり、国是というのはいろんな理解があるからだとおっしゃいますけれども、一般的には安保を国是というのは、これは大変な言い過ぎでありまして、しかし、そのような理解のもとに三宅島に米軍基地をつくる、こういうことだとするならば許せないというふうに考えます。まさに安保優先であり、国策優先の考えですね。 さて、きょうは友藤施設庁長官においでを願ったのですけれども、どうしても都合がつかないということでしたので、鈴木さん、お見えになっていますね。NLP対策本部長ですか、九月一日の観測柱建設をめぐっての問題についてお尋ねしたいと思います。 御承知のように、三宅島四千三百の島民のうち圧倒的多数が反対して
そんなこと聞いてないですよ。かえって困難になったと思わないかということを聞いているのです。どうですか。
残念だと言ったり、一時的と言ったり、一時的だという論拠、何かありますか。新聞でさえも決定的になったと言っているのです。こういうことをやって、これからどうするか。多くの新聞あるいは世論が批判しているところです。 また、やり方がひどいのです。全く石ころ一つ持たない、棒切れ一つ持たない島民に対して殴る、けるですね。ちょうど西南戦争のときに、賊軍と言われた人々を城山に包囲してやったのと同じように、三万からおじいちゃん、おばあちゃんのところへ襲いかかってくる。そのために、そこにいた人たちがほとんどけがをしている状況ですね。こういう敵扱いの暴挙を向こうの島民に対してやるということは、憲法のもと、本当に許されるかどうか、私は憤りさえ覚えている
それが話し合いの姿勢かというふうに聞いているのですよ。あなた方の言う話し合いというのはこういうことなんですか。あれやこれやの経過は全部知っていますよ。そんなことが話し合いだと言えますか。
警備を依頼したことと不測の事態はどうなりますか。不測の事態をつくったのはそっちじゃありませんか。島の人たちを人間だと思っているのですか。まことにけしからぬと思います。 これはマスコミも書いているようにまことに愚行。物理的には観測柱は立ったかもしれませんけれども、政治的には敗北です。あなた方の先を見ない戦略的な負けたと、きのう同行した新聞記者も言っていました。こういうことをやる。道理も民主主義もあったものではない。憤りをもって抗議をいたしますし、そしてこの責任はどうするのですか。 負傷者がたくさん出ていますよ。今警備を依頼したと言いましたね。どっちの責任なんですか。施設庁ですか警察ですか、どうです。
警備を依頼したということと機動隊の出動とはちょっと違いますね。外部の、例えば過激派は一人も入っていないのです。応援部隊は一人もいないのですよ。非暴力の方針を持っていることはわかってのことなんですよ。どうして機動隊を二百七十名も動員する必要があったのですか。 これについて三宅島の警察署長は、施設庁と警視庁とが調整の上でやったというふうに言っています。相談の上やったのでしょう。単に警備の依頼でなくて、機動隊導入というのをはっきり知った上でやったのでしょう。
あなた方が依頼し、そしてまた責任を持ったというその三宅島の警察署長自身が、防衛施設庁と警察庁の上の方で決まったと言っているのですよ。 決まったときにあなたがいたかどうか知りませんけれども、その相談にはあずかっているでしょう、今回は機動隊を導入しましょうということを。全く知らなかったとは言わせませんよ。どうですか。
まことに無責任な言い方ですね。警察に任せていたから承知していなかったと言っていますけれども、知った上でやったことだというのは諸般の情勢から見てもはっきりしていると思うのです。そしてああいう事態になりました。第三の鉄柱は立ちましたけれども、政治的には負け、これから何をやっていいのかわからない状況をつくっているじゃありませんか。こういうことについて防衛施設庁は是とされますか。 こういうふうに事あるごとに今後も力ずくで島民の意思を踏みにじっていかざるを得ない。それで、果たして建設できるかどうかもわからぬような状況になっているでしょう。それともああいう事態は遺憾であったと反省し、陳謝されますか。どうですか。
では、なぜそのときも平穏に話し合いでやらなかったのですか。話し合いはあきらめたかもしれませんけれども、話し合いの精神、対話の精神じゃないでしょう。島の警察署にお願いするぐらいだったらいいですけれども、機動隊をもって三万から挟み打ちするような形で乱闘服を着てやったでしょう。こういうことを足とされるのですか。なるべくじゃなくて、今後もこういうことをやるつもりですか。
聞いていることにちゃんと答えてくださいよ。こういう行動を是認されるのか、よいと思われるのかということです。どうですか。
何回来られても結果は違いませんよと言われたからあの結果が生じたと言う。そうすると、不信感は一層決定的になっているのですよ。今後はなるべく話し合いでいきたいと言ったのですが、殴っておいて話し合いとは何事です。 ああいう行動を続けられるかどうかという前提に、ああいう行動をよいと思われるかどうか、足とされるか、それを聞いているのです。答えを避けないでください。
残念であるし、また起こることを避けたいというのは、何をもって避けたいのですか。これはもうやらないということですか。島の人たちは本当に怒っているし、不信感は一層決定的になっているのですよ。話し合いをしようといったってもうできないかもしれませんね。 そうすると、次から次に、ボーリングをやる場合でもその他のいろいろな本格工事をやる場合でも、機動隊を導入せざるを得ないのじゃありませんか。なるべく避けたいといったってそれは主観的な願望でしょう。人間ですよ、それを殴る、けるしておいて、どういう方法をとりますか。それよりまず、ああいうことは遺憾であった、やるべきじゃなかったということをはっきりしたらどうですか。
答弁になっていないよ。あれだけのことをしておいて、ろくな答弁もできない。まことにけしからぬと思います。 そこで、あなた方は三億二千万円の予算をとっている。また今度概算要求では三億三千万円を要求されているのですね。観測柱を三本建てました。これから何に使うのですか、使い道がありますか。具体的に言ってください。
わかり切ったことを言わないでください。ポーリングを幾つやるのですか。予算上幾つ計上しているのですか。
六十三年度はどうですか。