大臣、私が言っているのは、今度の公害基金につきまして業界がこういうような意向も示したし、通産省の意見にもだいぶ沿ってきた、こういうところでありますから、大臣が率先してこの公害基金をつくって、そうして早く被害者に渡してあげよう、こういうような考えがあなたにはないのかあるのか。
大臣、私が言っているのは、今度の公害基金につきまして業界がこういうような意向も示したし、通産省の意見にもだいぶ沿ってきた、こういうところでありますから、大臣が率先してこの公害基金をつくって、そうして早く被害者に渡してあげよう、こういうような考えがあなたにはないのかあるのか。
この問題はこれで一応おきます。 次は、新潟県の阿賀野川の流域に起こりました水銀中毒事件で、厚生省と通産省との見解の相違がある、こういう醜いところの政府の実態を国民の前に呈しておる、こういうように聞いておりますけれども、厚生省の結論をまず簡単に聞きたいと思うのです。
この前の意見では、阿賀野川のこの問題は水銀中毒によるのだ、こういうようにはっきり出ているということを私は報道機関から聞きましたが、どうですか。ちょっと答えが違いますね。
通産省は……。
そこで、これは私がいろいろと考えましていま書いて持ってきたのですが、この阿賀野川の流域の近くについて若干説明しますと、阿賀野川のこの渓谷というのは昔から非常に急流で、この辺が阿賀野渓谷で名所であります。そして非常に水が早かった。そのために、ここが鹿瀬ですが、ここで少々水銀を落としても、この流れが急でありますから問題がなかった。ところが、これは電発、それから東北電力、この辺に大体二十八年から二十九年、こういうところにダムがだいぶんできたわけです。こっちも二十七、八年くらいにできております。そのために、この渓谷はもう名所でなくなってしまった。聞くところによると、昭和の初めなんかは大川にはマスがずっと上がってきて、この辺に若松市があるので
最後に、通産大臣に、いまこの問題をなぜ引き合いに出したかと申しますと、昭和電工の鹿瀬工場ですか、ああいうものがあって、あそこから汚水が出ていたとはよもやみんなわからなかったと思うのです。これを一つの教訓といたしまして、今後の日本の総合開発に各省が取り組んでいただきたい、こういうように私は思うわけですが、通産大臣、決意をひとつ……。
最後に、富山県のイタイイタイ病の原因については、すでに厚生省がこの四月の初めに結論を出すといっております。人体障害については、聞くところによると、これは厚生省がいまやっておる。通産省はなぜ六百万もかけてそういう同じようなことをやるのか、この間の商工委員会で聞きましたところが、それは流出経路を研究しておるんだ、そして今後の予防のためにやっているんだ、こういう答えがありましたが、通産大臣、人体の障害についての厚生省の結論が出れば、これは通産省としてお認めになりますか。これをひとつお聞きしたいと思うわけです。
それではよろしくお願いをしておきまして、これで私の質問を終わります。
私は厚生大臣に、このたび公害対策基本法が制定されて、もうずいぶん日がたちますが、その第二章五節第二十一条に、「政府は、公害に係る被害に関する救済の円滑な実施を図るための」必要な制度の整備を行なうものとする、こういうようにして法が明文化されておりますけれども、新しく大臣になられまして非常に期待をしております。それで、これに対するどういうような手段を講じ、またどういう制度をつくり、どうやっていくかということを明確にひとつしていただきたいと思います。
新聞報道によりますと、富山県のイタイイタイ病の患者の人たちが、いよいよ慰謝料請求を三井金属を相手取って提訴しております。提訴しているような状態になっておりますけれども、いま一番困っているのは、かつて厚生大臣のところへ、三人ばかり現地の被害者の人を連れてまいりまして、厚生大臣から非常に強い、明るい激励を受けて喜んで帰ったわけでありますけれども、その後、年末には若干の医療費というものをいただきましたけれども、こういうことでお茶を濁してしまいますと、この企業責任を追及しておるこういう戦いもいつ果てるかわからないし、そうしますと、ますます困るのは患者であり、そしてなくならなくてもよい人がどんどん人命を落としていく。こういう面を考えますれば、
三月末、四月の初めにイタイイタイ病患者の結論が出る、こういうお話でありますが、結論が出たら、患者の救済は、この法案を待たずしてできるという意味でしょうか、どうですか。
助成措置が、予算措置として二千万の予算をあげた、こういう話でありますけれども、いま全国で公害患者と目される人は大体どれくらいあるわけですか。厚生省でつかんでいる数です。
ある新聞の報道によると、大体いま公害患者と目されるのが一万二千名あまりいる、こういうようにいわれておりますけれども、まだ厚生省のほうで対象にしていない人がずいぶんいるのではないか。そうすると、かりに一万二千名としますと、二千万では一人一千六百六十円ですか。こんなことでは、私はとても救済できないと思う。あなたのほうでは重点的にやっていく、こういうことでありますけれども、この救済の措置というものは、私はいままで厚生大臣に対しては非常に希望を持っておったのですけれども、非常に少ない、こう思います。 そこで救済法につきまして、聞くところによると公害基金ですか、これもつくろう。最初こういうような御構想であって、非常に安心しておりましたが、
そこで、いまの認定の問題ですが、今度のイタイイタイ病の結論を、大体三月の終わりから四月の初めに出します、こういうお話でありましたが、厚生省が出したところの結論に対して、よく通産省が横やりを入れるとかなんとかいう話を聞きますけれども、この厚生省の調査は権威のあるものであると信じますけれども、各省を納得させられるだけの権威のある結論が出ますかどうか、厚生大臣にひとつお願いしたいと思います。
阿賀野川の水銀中毒事件の結論は、厚生省としてはどういうように出たわけですか。
科学技術庁の研究調整局長に伺いますが、この阿賀野川の水銀中毒事件の見解、結論はどうでしょうか。
いま、私は何を言わんとしているかと申しますと、結局、イタイイタイ病で今度たくさんな費用をかけて厚生省がきちっとした結論を出しても、また阿賀野川のように通産省の横やりが入っていつまでも引っぱっていく、こういうことでは、これはせっかくこうした結論が出てもまた何にもならない。そういうことでありますので私はいま言っているわけですが、科学技術庁の見解は、これはいつ出ますか。また、通産省のほうではこの水銀中毒事件のはっきりした検査をしたのかどうか、それに基づいて見解を出したのか、これをひとつ、梅澤さんからお聞きしたいと思います。
通産省の吉光さん、あなたのほうはどういう見解だというのですか、この阿賀野川の場合は。
あなたのほうでは、水銀中毒によってそういう患者がなったということは認めておる。あとは、なぜそういうように一ぺんにたくさん出たのか、この問題に対する疑問だけですね。これはまあ科学技術庁のほうでひとつはっきりした見解を出してもらいたいと思います。いいでしょうか、梅澤さん。
それでイタイイタイ病も、やはりこのように長い間引っぱった結論になりますと、これはまた問題だと思うのです。ですからこれはイタイイタイ病のほうも、厚生省の結論が出れば——あとでこれはもう一ぺん聞きますけれども、この間商工委員会で聞きましたところでは、このイタイイタイ病の原因がカドミウムであるということを、これを調べておるのは厚生省、それから流れてくる経緯について、予防措置としていまやっておるのがこれは通産省、こういうように今度六百万の調査費を出してやっているのだ、こういうお話でしたが、梅澤さん、間違いありませんか、どうですか。