私どもが私鉄の運賃改定を認めるかどうかということについて審査いたします場合には、輸送力増強のためには、もちろん市中銀行からの借り入れであるとか、あるいは増資であるとか、あるいは社債による資金の調達であるとか、いろいろな方法を講じまして資金を調達して輸送力の増強、整備に充てるわけでございます。従いまして、現在の運賃が適正であって、それで収支がとれておりますれば、当然輸送力増強のために借入金をいたしましても、その利払いなりあるいは減価償却なりにつきましては能力があるわけでございます。ところが現在の運賃というものが必ずしも適正でなくて、収支のバランスがそれでくずれておるということになりますと、そういう資本費の増高に対しては、たとえば利息に
