先ほども船舶局長からお答え申し上げた中にあつたと思いますが、少くとも日本の造船能力を維持し、造船の合理化をはかつて行くためには、毎年四十万総トン程度以上の造船所がなくちやならぬ。これに対しまして海運の面、船舶の需要の面からいたしましても、毎年三十万総トンから三十五万総トンまではつくつて行かなくてはならぬ。いろいろ調査の結果、こういう結論が出ておるのです。ただ問題は、この造船資金をどうするかという点でございます。ことしは私どもは三十万トンまで持つて行きたい、かように考えましたが、どうしても見返り資金にたよらなければならぬ関係上、見返り資金の量で制約されておる。ことしはそれが五割・五割の比率で約二十二万トンまででき、そのほかに漁船の新造
