退職金をいかほどに支拂うか、またその支拂い方法をどうするかということは、船主と海員組合、あるいは陸上職員でありますと、その他の団体との間の交渉にまつことにいたしておるのでございます。政府といたしましては、特に最初からそれをあつせんして、どうこうするという考えは持つていないのであります。従来船主協会と日本海員組合との交渉の事例を見ましても、日本海員組合の秩序ある、かつ力ある行動と、また船生協会の理解ある態度によりまして、非常に円満に、かつ合理的なる解決を見ておるのであります。従つてこの場合におきましても、私どもはこの両者の最も合理的な、効果ある交渉によりまして、最も妥当なる結論に達し得るものだと思います。なまじつか政府が先に立つていた
