船舶運営会が金融手形を出すということは、これは政府機関が借入金をしてはいけないという強い方針の下に固く禁止されておりまして、現在のところそういうことが固難でございます。両先程お話の船員の給料が或いはその一部でございましようが、二ヶ月も滞つておるということは現在の運営会から船主に対する支拂状況から見まして、それほど詰つているものではないだろうと私共考えております。 それから更に下半期にこのように傭船料を減額いたしました一つの事由といたしましては、上半期に稼働率が相当上りまして、それによつて予算で予定している以上の金が船主の懐ろに入つておるのであります。従いまして上半期分においては十分とは言いませんが幾分かの余裕があつたのではないか
