九次後期の造船につきましては、財政資金が七割にたりますし、また市中融資に対しても大分の融資補給がつきますので、運輸省といたしましては多数の船会社が申込みをして来るであろう、これを無制限に申し込ませますと、資産、信用のないものもわれもわれもと申し込んで来て、その審査が非常に骨が折れる、そこでその申込みを制限する一つの方法といたしまして、まず市中銀行から、この船会社ならば金を借すということをあらかじめ約束させる。そういたしますと、銀行の方はこういう海運界の事情でございますから、内容の悪いものには金を借さない。そこで自然に申込みの船会社が選別されまして、開銀、運輸省で選考する対象が非常に少くなつて来る。従つて競争も少くなつて来るということ
