これはその一々の額も非常に問題だと思うんですけれども、私、いまこの問題をここで取り上げたのは、その被害額と補償額の差が大きいとか、そういう問題ももちろんですけれども、それ以外に根本の問題があると思うんですよ。つまり、沖縄におけるアメリカ軍というものは、住民に被害を与えようが何しようが、沖縄の人々はこの被害に対して法律で損害賠償、補償を請求することができないというのです。これは、いま言った嘉手納周辺の井戸の問題ばかりじゃありません。たとえばアメリカの軍人、軍属その家族が車でもって人をひき殺した場合に、日本の国内ならばこれは損害賠償請求ができるわけです。法律に基づいて損害賠償請求ができるわけです。アメリカ軍の軍人軍属、その家族がやったこ
