お答え申上げます。常盤とか北海道方面を御視察になりまして、実際は起らん、又起き得ないだろうというような御意見でございます。そうでございますれば、誠に我々といたしましては欣喜に甚えない次第でございます。ただ問題といたしましては、百人のうち五人でも八人でも、非常に公共の福祉に影響を及ぼされるというようなことがあり得るという可能性が考えられますならば、実際してならないこと、又しないだろうというようなことを法制上きめておいても、私は労働者に対して何ら抑圧にもならんと考えます。この辺は意見の相違かも知れませんが、私はそう考えております。とにかく先ほど申上げましたように、この炭鉱が、炭鉱資源が破壊されるということ、又同時に人命が損傷されること、
