総理は、いかなる場合でも、自衛隊の海外派兵に法的根拠を保障するような自衛隊法の改正はしないというふうに判断してよろしいか。
総理は、いかなる場合でも、自衛隊の海外派兵に法的根拠を保障するような自衛隊法の改正はしないというふうに判断してよろしいか。
昭和三十一年二月二十九日の衆議院の内閣委員会における鳩山内閣の、敵地攻撃と自衛権の範囲についての政府統一見解がございます。これはもう総理は専門ですから御存じのとおりです。私ども、これらについて意見を持っていないわけではないのですが、それはそれとして、総理も御存じだろうと思うので、それ以外に他国に対して自衛権を行使するということはあり得ないというふうに判断をしてよろしいか。何回か昔の答弁を、統一見解なり政府答弁を引き出して恐縮なんですが、やはり国民が心配をしているものですから、私自身も心配なものですから、歯どめをかける意味で念のために伺っているので、その点を御容赦いただいて御答弁を願いたいと思います。
そうすると、たとえば航空母艦とか爆撃機など、もっぱら敵地攻撃を目的とする兵器というものは、専守防衛という立場や統一見解の中の必要最小限の枠からははみ出るものだというふうに考えてよろしいか。
だから、総理が不沈空母だなんと言うと、やはり問題になるのです、攻撃的兵器なんですから。そういう点ではやはり不沈空母という言葉も問題だろうと思うのですが、次に進みます。 国会が決議をしてまいりました非核三原則、これには領海通過、寄港ももちろん含まれています。この国会決議は今後必ず守っていくというふうに御答弁いただけますか。
総理にお願いをしたいのですけれども、非核三原則を遵守していると政府が一方的に判断をしても、たとえば巡航ミサイルみたいなものを考えてみますと、あるいは原子力潜水艦の寄港などというものを考えてみますと、これはもうライシャワー発言以来のさまざまなやりとりですから、ここでは繰り返しませんけれども、やはり非核三原則が踏みにじられているのではないかという国民の疑惑やあるいはそういう不安に対して、峻厳に政府として対応してほしいと私は思いますけれども、その点も御努力願えますね。
非核三原則というのは、国会では衆参両院で四回にわたって決議をしてきましたけれども、総理はこれを国是というふうにお考えになっていらっしゃいますか。
前の総理は、国是だというふうに歴代答えておりますが、国是ということの重さ、国民の意思、総意、そして、それを曲げない、それがやはり国是という立場だと思うのです。その意味では国是だというふうに私は思いますので、くどいようですが、もう一遍御答弁をいただきたいと思います。
わが国の防衛力がどこまで大きくなっていくのか、際限のない増強を目指しているのではないかという疑問に対して、昭和五十二年、五十三年ころの防衛白書によれば、これが基盤的防衛力構想の考え方を述べたくだりなんですけれども、わが国の防衛のあり方をできる限り具体的に明示することが必要だという、実は長い説明があるのです。それは御存じだろうと思いますから、もう読みません。この立場は現在も変わっていないというふうに理解してよろしいか。また、防衛力の限界というものについて、総理はいま何を考えていらっしゃるか、その点を御答弁いただきたいと思います。
防衛白書にはっきり述べられている「防衛力整備上の国内的諸条件への配慮」として、経済財政上の制約、隊員確保上の制約、施設取得上の制約という三つのことが指摘されておりますけれども、この制約は今日も変わっていないというふうに判断をしてよろしいかどうか。
五十八年度の防衛予算に伴う後年度負担の数字が、きのうあたりの新聞に出ているところもありますが、これ、ちょっとはっきり示していただけませんか。
それは一体、対前年度比で何%防衛費を押し上げているのか。あるいは人件費、これは後ほど人事院勧告の関連で防衛庁長官にも聞こうと思っていますが、これからふえていく人件費。それから、内閣委員会で私も議論をしましたのですが、退職金の支払いを事実上繰り延べたようなかっこうの制度になっているわけです。それらのことも含めて、私は、GNPの一%というのは、どこか削らなければ来年超えてしまうのではないだろうかというふうに思いますが、その辺を含めて防衛庁長官、細かい議論、数字のやりとりはしませんから、御答弁をいただきたいと思います。
先ほど質問をして、いわゆる制約、諸条件ということを指摘をされました。 総理に伺いますが、経済財政上の制約、これは恐らく総理の頭の中にはしっかりあるのだろうと私は思うのですけれども、その意味では防衛費の一%の枠をできるだけ守っていく、とりわけ五十九年度は、予算編成に当たって、国民生活への配慮というものを十分に考えながら、その枠を守るために努力をするというふうに御答弁いただけませんか。
くどくて恐縮ですが、変える必要はないということと同時に、そのために努力をするという御判断を示していただきたいと思います。
歴代の総理大臣は、わが国は平和憲法に基づいて、経済大国ではあるが軍事大国にはならない、そして非核三原則はこれを堅持する、専守防衛に徹する、シビリアンコントロールを堅持していく、また、近隣諸国等に脅威を与えるような防衛はしないというふうに発言をされておられました。(小林(進)委員「いま中国も、危ないと言っているよ、二階堂さんに」と呼ぶ)いま私も言おうと思ったことを小林先生がおっしゃったのですが、きのう中国の外相も、他国に脅威を与えないような配慮をというくぎを刺したというふうに言われております。くぎを刺したかどうかというその判断は別問題でございますが、他国に脅威を与えないということは、日本の側で判断をする必要もあるけれども、相手の国もど
言わずもがなのことですけれども、国の重要な政策、それが国是だとおっしゃるならば、非核三原則は国の重要な政策ではないということになっちゃうのです。だから、私、戻って恐縮なんですが、非核三原則というのはやはり国是だ、国の重要な政策だと、もっと素直におっしゃったらいかがでしょうか。御答弁をいただきます。
岩垂さん流にと言われても困るのです。総理自身が、国の重要な政策だから国是というふうに、いま中曽根内閣の外交方針のいわばスタンスというかドクトリンを示されたわけですから、やはり国是というふうに言ってもらわぬと、歴代総理との間にむしろ何か違ったニュアンスがあるのじゃないかというふうに疑われる。そこがレトリックの使い方などの問題でしばしば問題になることなんです。もっと素直に非核三原則は国是であるというふうにおっしゃっていただきたいと思いますね。
国是だというふうに私ははっきり申し上げたいのです。そこのところをちょっとごまかすというか、ごまかしていらっしゃらないと思うけれども、やりとりを聞いているとごまかしている、そこは逃げたい。だって、内閣の政策が国是で、国会をも含めた国民の意思が国是でないというのは、これは主客転倒です、総理。だから、私もくどくて大変恐縮ですけれども、非核三原則は日本の国是として守っていく、そうした決意であるという御答弁をいただきたいと思っております。
そこのところはやりとりをしてもなんですから、次に進みます。 事前協議の問題がございますけれども、たとえば米ソの関係が非常に緊迫をした、暗雲が漂ってきたという場合、あるいは有事の場合、アメリカが日本に核を持ち込みたいという事前協議の申し入れがあったときにはどう対処なさいますか。
これは防衛庁長官よりも私はむしろ総理に伺いたいのですが、かつて防衛庁の官房長をお務めになった竹岡勝美さんが、その論文の中で、「ソ連に日本への核をも含む「本格的」攻撃の口実を与えぬよう、平和憲法を標榜し、専守防衛・非核三原則を世界に公約し、極東における米ソ有事と云えども日米安保条約の「事前協議制」を生かして日本からソ連に戦争を仕掛ける意図の全くないことを鮮明宣明し、この決意をたとえ不信感を抱かれようとも一億国民の生死にかかる問題として、今や日本への核の傘もゆらいでいる米国にも充分に理解させる日本の政治・外交の努力を衷心より希わざるを得なかった」というふうに指摘しておられます。防衛の専門家の考え方として、私は一つの見識だと思います。
「防衛計画の大綱」とその思想的な背景となっている基盤的防衛力構想というものを変更する意思はない、総理、そのように考えてよろしいですか。私はこれは総理にぜひ御答弁をいただきたいのです。