北海道の八月十五日における被害状況はまだ連絡不十分でありまして、ようやく本日長官から受取つたようなわけであります。私の方の關係いたしております土木關係は、いずれ今度の會までに十分に精査して御報告申上げたいと思います。
北海道の八月十五日における被害状況はまだ連絡不十分でありまして、ようやく本日長官から受取つたようなわけであります。私の方の關係いたしております土木關係は、いずれ今度の會までに十分に精査して御報告申上げたいと思います。
ただいまの宮城縣における水害の例をおとりになつて、いろいろ御説明を拜聽いたしたのでありますが、ひとり宮城縣のみならず、現在における日本の治山治水というものは、戰爭以前から戰爭中また終戰後におきまして、非常に荒れに荒れはてておるのが現状でありますために、私どもとしては荒れてそのまま放任されれば、國土が全然壞滅するというようなことを非常に憂慮いたしまして、國土の保存、民生の安定というような見地から、ただいま内務省におきましては、この治山治水という面において五箇年計畫を樹立いたしまして、全面的にこれを檢討しておる次第であります。いずれ來年度の豫算において財務當局とも折衝して、でき得る限りこの實現を期したい、こういうように考えております。
今小坂代議士からの御説明の通りに、この茶臼山の地滑りというものは、瀧澤川の砂防が效果を發した時代には一應止つでおつたのでありますけれども、最近變動をきたしまして、徐々にまた地滑りをいたし、從つてこの堰堤というものは效果を薄くしまして、その土砂を下流に流しておる。こういうような現状であります。しかもその下流には相當の人家、田畑があるので、これをそのまま放つておくことはできないのであります。内務省といたしましては、あらためてもう一歩根本的に茶臼山の砂防工事を検討して、努めて急速にこれを實施したいというように考えております。なおこれに關連しまして、この茶臼山、あるいはその一帶から流れ出る土砂のために、岡田川がやはり年々歳々河床を上げまして
これは大體今計畫はできておるのでありますが、大體のわが國の全體の砂防計畫を今立てつつあるので、これが實際大藏省なりあるいは安本と、來年度の予算において折衝した結果において、そしてまたその緩急に應じて割振りするということに相なりますから、たとえば割當としては、こういうような危胎に瀕しておるのですから、できれば三箇年計畫くらいでこれを實現したいと思いますけれども、やはり國家財政の都合によつて、三年が五年になるというようなことが生じますから、今何ぼ何ぼと豫定しておるということは申し上げかねると思います。
その點が砂防に對しては非常に困難な點があるのでありますが、こういつた茶臼山とか、岡田川のようなところの改修に對しては、また別の方法セメントの量をできるだけ少くするというような工法をとれば、割合目的は達せられるのではないかと考えております。たとえば昔からやつておりますような、大きい石を積んで、しかも高い堰堤でなくして、最近やつておりますようなコンクリート堰堤で、割合高い堰堤、一時に上からくる土砂を大量に土砂止めするというような方法をとらずに、段階的にこれをやりますれば、セメントが窮屈ではありますけれども、割合使う量も少く、また大きい石を使えば、その石だけでこれが防げるような、いろいろ資材の不足の折柄でありますから、工法を十分檢討して目
守田さんの御意見はごもつともなことでありまして、率直なことを申し上げますと、大體昔は地元の河川は地元民が農閑期を利用して相當各自が労役をして、水害の予防的な施設をしたように私は承つているのでありますが、最近、と申しましてもよほど前から、ある一定の河川が縣費支辨というような格づけせられた場合においては、その地元町村民は、昔のような自分の川であるということを忘れて、縣が當然これをすべきものだというような、多少他力本願的な観念が非常に強くなつたのと、従つて農閑期を利用してこれを改修するとか、あるいは浚渫するというような労役奉仕が全然なくなつたために、非常に荒れに荒れるというような形になつているのであります。もう一つ、これはもちろん監督官廳
ただいまのお話でありますが、私どもは戦争以来の山林の過伐その他の原因にいります水害を惹起する最大原因を、根本的に除却したいという考えから、ただいま全國に連絡をとりまして、河川治水五箇年計畫というものを検討しまして、各縣からこれを取寄せて、今せつかく本省において審議いたしておりますから、その審議が済み次第、それをひとつパンフレットにいたしまして、皆様のお手もとに差上げたいと思います。従つて多少時日がまだかかりますが、その點はひとつ御了承おき願いたいと思います。
その計畫の設計図面と申しますと、今私が申し上げた五箇年計畫ということについての、それが大體実施し得るような実施計畫設計図というお話でございますか。そこまでは非常な大量になりますから、大體平面図によつて方針でもきめまして、そうしてどのくらい工費が要るかということに止めておるのであります。それをいよいよ予算化す前において、もちろん順位がありますから、順位に従つて実際の設計調査をいたしまして實施に移すということになりますから、全部が全部実施計畫をお手もとにすぐ差上げるということは、事実上また不可能であろうと考えております。
新潟、長野両県下の地滑りによります土砂の流出、従つて砂防工事の必要性というものは、政府におきましても十分認めまして、すでに前からこの地帯に對して、重要な箇所に砂防堰堤をつくりつつあるのであります。しかし何ぶんにも新潟——新潟と申しましても大體新潟縣の西部地域に属し、それから長野縣におきましては、大體特にひどいのは大町からずつと姫川流域の沿線が、割合大きいように考えております。こういうように非常に地域が大きい事と、またこれに支出する予算が非常に少いために、早急にその所期の目的を達することができないことは、われわれ非常に遺憾と存じておるのであります。このたびの新潟縣竝びに長野縣の地滑りに關しまして、特に最近発生いたしました新潟県下の能生
お説ごもつともで、われわれも常に考えておるところでありますが、ただいまの内務省の所管としては、渓流から来た土砂を止めるこいう渓流砂防を擔當しており、その發生する原因である山腹のとめ、すなわち植林という方面は、農林省の林野局の方でこれを受持つておるのであります。しかしながらわれわれは砂防の渓流堰堤をする場合は、大體林野局へも相談をして、その目的が合致するように折衝にはつとめておりますけれども、いろいろな事情によつて、ときどきちぐはぐになることが起るのであります。しかし今後におきましても、できるだけ兩省とも十分に連絡をとりまして、しかも現在お話の通りに、戦争中より今日まで非常に山林が過伐せられたのでありますが、これを補充する意味におきま
私は専門外でありますけれども、大體この日本海沿岸は一応安定しております。たとえばこういう斜面がありますと、これが安定しておるのでありますが、何かの拍子で、たとえばここを深く掘つて道路をつくると、そのためにここに平衡を失うような場合において、今まで安定しておつたものがずつと落ちてくる。こういう傾向が多分にあるのであります。でありますから、たとえば道路改修前においては全然山が動かなかつたものが、道路改修をやつたためにその土地が動き出したという例もあります。この關係は地質の關係か、あるいはまたそこにある森林が全然含水量がなくなつて、それがある點までいきますと、粘土層が滑り出すということも言われておるのであります。この地質關係なり地盤關係の
現在内務省でとつております道路政策といたしましては、國民生活に密接な關係をもつている生産道路に最重點主義をとつているのであります。でありますから、ただいまの請願の道路についての性格はどんなものであるか、今の御説明によりますと、非常に生産的な面に寄與するようにも考えておりますけれども、この點につきましては、なお十分われわれとしてもその具體的のことを知らないために、ただいま北海道知事の方にその具體的の調査を依頼して、その結果今私どもが申しました國民生活に密接な關係を有する生産道路であるということを認定いたしますれば、わずかばかり残つている道路でありますから、これを貫通するように極力来年度から實施したい、かように考えております。
この美矢井橋の流失につきましては、これの復舊はすでに災害国庫補助の中にはいつているのであります。しかしながら現在におきましては非常に資材難の折から、やはり長い間假橋で一応交通を許しているというような状態でございまして、わずかの洪水でも假設的なものであるために、常に流れて交通杜絶となりまして、關係住民が非常に不便を來しているというように承つているのであります。この點につきましては管理者であります愛知県知事に對しまして、できるだけ速やかに資材を蒐集して完全な架設をするように督促をいたしているのであります。なお国庫補助の點につきましても、値上りとかその他の点につきましては国の方において十分考慮いたしている次第でございます。
この橋は永久橋としてのものでなく、戦争中から資材が非常に窮屈なために、橋梁は大體木橋をもつてかけかえるということになつております。またお尋ねになりました延長とか幅員とか、工事費はどのくらいの予算かというようなことについては、ここでもちようど記憶しておりませんが、いずれまた調査した上において御報告申し上げたいと思います。
お答え申し上げます。内務省といたしましては土木應急施設——先ほど石田さんから御指摘になりましたような山間の道路が決懷して生産物の輸送が杜絶する、こういつたような應急施設に対しまして、大體二億圓を一應二十二年度の公共事業費からもらうことに相なつております。そのうち一億圓を東北に配付する。各縣における配付は先般お手もとに配付したことで十分御承知だろうと思います。この額につきましては、現在の状況においては非常に少いのではないかというお叱りを受けると萬々承知しておりますけれども、何しろ豫算の決議した中からむりやりにお願いしてこの額をもつてきたのでありまして、われわれといたしましては、こういう時節ですから、二億でなく十億、二十億というくらいの
ただいまの點につきまして具體的に申し上げてみますと、これは先ほど申し上げましたように、金額はどこまでに落著くかまだわかりませんけれでも、事務當局の意現としましては、石田さんと大體意見を同じくしておるのであります。たとえば先ほどお配りいたしました金融措置の問題においては、大體十四億三千萬圓というものを目途にいたしておるのであります。その場合における配分といたしましては、この表をごらんになります通りに、秋田縣のごときは大體十一月までに仕事ができる範團内の三億圓、もし十四億三千萬圓が閣議の了解事項になれば、配付できる。こういうようなぐあいに配付をしておるのでございます。
今の只野さんの御質問は、誤つたというのではなくて、實際上のいろいろの財政上の都合なりその他の事情によつて工事が遅延したために災害をこうむつたということだろうと思いますが、それにつきましては、お説の通り、これは大正七年からの問題でありまして、江合川の治水ができていれば、江合川の水は鳴瀬川の方に吸收して相當緩和されるということは事實であります。でありますから私どもといたしましてはこの水害を契機といたしましてできるだけ迅速にこの江合、鳴瀬の切落しを敢行したいと考えております。なおこういつた例が東北にあるかというお話でありますが、これは江合、鳴瀬とは違いまして最上川の下流、赤川の合流點においてその堤防がもつと加設しなければならぬものが、いろ
お答え申し上げます。由來直轄河川と申しますと、ただ單に國會で豫算が決議になつたものについては、すべて内務督の負擔において管轄するというのではなくて、今その實際の取扱いを申し上げますと、仕事をしておる區間を結局國が責任をもつ、こういうことに相なつておりますから、從つて米代川のこの千七百萬圓というものは、實際國が手を下して工事をやつた箇所が流亡したのでありまして、そしてこの二百萬圓という應急措置は、結局内務省の實際の建設力からにらみ合わして、一番緊急を要するものが二百萬圓、一應はそれで止まるのだというような意味合で、仙臺東北出張所から來ましたので二百萬圓をやつたのであります。お話の通り米代川は上流から下流に向つて非常な災害を受け、上流の
資材につきまして裏づけがないのにその數字を羅列しては云々のお話がありましたけれども、私どもといたしましては、この資材というものは關係各縣が調査をしてこの工事をやるということで、大體數字は的確なものと心得ております。但しこの數字をできるだけ早くとりまとめまして、それを安本の生産局の方へもつていつて、今せつかく交渉中でありますから、お話までもなく、われわれとしては資材の裏づけがなければ實際はこの工事はできないのですから、できるだけまた努力いたしまして、資材をより以上に獲得するように盡力いたしたいと思います。 それから融資云々の總花式ではないかというお話でありますけれども、内務省といたしましては、この災害對策は、先般からたびたび申し上
これははつきりしたことは申し上げられませんけれども、私個人としましては、今融資の額を十四億三千萬圓折衝しておりますが、これがどの額までなりますか、これはわかりませんけれども、もちろん今囘の東北六縣の大水害に對しましては、できるだけ地形的に、また氣象的に見ても、復舊を早くしなければならないというような觀點から、そういつたような融資の額が確定すれば、仕事はでき得るだけの程度において責任をもつて配分したい、こういうふうに考えております。