我が国は、御承知のように四割が中山間地域という極めて劣悪な条件の中に農業が営まれておる。これを欧米並みの効率のいい農業に転換しようとしても、おのずから不可能でありまして、棚田の状況に象徴されますように、これからも我々はより効率のいい農業を常に目指しますけれども、技術の革新でそれが可能になるものならともかく、単に大規模化を図ろうといっても、零細な農地といえどもそれがある意味では多面的機能になっているということだけは事実でございますから、いろんな角度で物を考えた農業生産というものを考えざるを得ません。 例えば、委員の地元であります沖縄でありますと、サトウキビは国際価格に比較しますと七倍でございます。七倍も高いサトウキビと言われても、
