御指摘のとおり、我が国の自給率はカロリー換算で四二%、そして、穀物自給率二九%でございまして、まさにぎりぎりの状況にあるわけでございます。そういう意味では、カロリー換算でいきますと、昭和四十年当時、たしか七〇%台を維持していたわけでありますが、三十年を経過して、現在ここまで落ち込んできていることを考えますと、これは常に有事に対する備えを含めて対応していくことが必要である、こう考えます。 特に中長期的な世界の食糧需給の動向を考慮いたしますと、国民が安心して暮らすことができるためには、何といっても、輸入に長期的、構造的な障害が生じても最低限度国民が必要とする栄養を国内で供給できるような食糧供給力を確保していくということがどうしても基
