国有林野は、御承知のとおり、独立採算制を基本に今日まで運営されてきたところでございます。しかしながら、いわば戦中戦後かなりの伐採によりまして、現在、いわば製品として販売し得る材木は大きく減少いたしておりますし、昭和三十年代に入りまして外材の輸入が自由化され、昭和三十九年と記憶しますが、完全自由化をいたしましたけれども、いわば外材と国産材とでは価格その他において全く開きがございまして、抵抗しがたく、最近では、まさに林野事業というのは、国有、民有を問わず、大変厳しい財政状況に置かれているわけであります。 そして、国有林野の部分で申し上げるならば、今御指摘がありましたように、本年十月で三兆八千億に及ぶ、しかもこのまま推移すれば、それこ
