そこで、この洪水調節ダムの建設について、特に近ごろ代表的といわれます幾つかの防災ダムがあるわけでありますが、この洪水調節のダムの建設によって、大河川の災害の減少ということがその最も主たる原因だろうと私も思うわけでありまして、もちろんこの災害というものは、そういった洪水調節ダムをつくるということ、河川の改修が行なわれること、こういうことが直接的な災害を防止していくたいへん重要な要素だということは、十分に承知できるわけであります。 そこで、私、具体的にこの問題を検討してみたいと思うわけでありますが、たとえば木曽川の丸山ダム、これは計画高水量が毎秒六千六百トンであります。これに対しまして、いままでこのダムができましてからの最高洪水量が
