それではさらに私はお伺いいたしますが、この試算は、先ほど御説明のありましたように、二分の一シグマをとった結果というものが出されているわけでありますが、それでは、これを標準偏差の一シグマで、昨年並みの計算をした場合に一体幾らの額になりますか。昨年の数字をそのまま使った場合に、ことしの現在作付をしているものの米価というもので農民は一体どの程度の損害をこうむるのか、この委員会で明らかにしていただきたいと思います。
それではさらに私はお伺いいたしますが、この試算は、先ほど御説明のありましたように、二分の一シグマをとった結果というものが出されているわけでありますが、それでは、これを標準偏差の一シグマで、昨年並みの計算をした場合に一体幾らの額になりますか。昨年の数字をそのまま使った場合に、ことしの現在作付をしているものの米価というもので農民は一体どの程度の損害をこうむるのか、この委員会で明らかにしていただきたいと思います。
まだ回答が全部出ておりませんけれども、この米審に出されました試算と比較をいたしますと、一シグマで計算をした場合には、いま長官が言いましたように、百五十キロ当たり千七百八十円という格差が出るようでございます。これは政府の数字をそのまま使って計算をした場合であります。 そういたしますと、たとえば四十三年産米の買い入れ数量が約一千万トンでありますが、大臣、一千万トンという政府の買い入れ量にこの千七百八十円をかけますと一体幾らの金額になりますか。これはことし農家の手取りが少なくなるわけであります。どういうことになりますか。
その点については、その算式に基づいてきちんと計算をして、八百万トン、一千万トンの場合を資料として提出をしていただきたい。 いずれにいたしましても、いま長官が言いますように、約一千億程度の手取りが農家の場合に少なくなるということになるわけであります。重大な問題でございます。大臣、このように手取りが少なくなる。あなたは新しい総合農政だ、選択的拡大だ、こう言いますけれども、農家の手取りが少なくなるという現状の中で、次の再生産が保障されますか、どうですか。物価は上がっているのですよ。
そこで、問題になりますのが食糧管理法の第三条二項であります。これは先ほど芳賀委員が質問をいたしましたように、「生産費及物価其ノ他ノ経済事情ヲ参酌シ米穀ノ再生産ヲ確保スルコトヲ旨トシテ之ヲ定ム」こうなっているわけでありまして、少なくとも農林省はいろいろな政治的な配慮をすることなく、これは事務的な問題として計数を投げ出して、その中で政治的な判断が出てきたということであれば、これはまた話は違いますけれども、すでにこの数字が出てくる過程の中でそれがゆがめられてくるということになりますと、これは一体どうなりますか。たいへんな問題であります。ここに食糧管理法違反としての大きな疑問が出てくるわけであります。大臣、なぜこのことをそういう工作をするこ
そういうことになりますと、たとえば諮問の問題につきましても、先ほど同じく芳賀委員からこの資料を提起しておりましたが、私も「米価審議会諮問、答申および政府決定」というものを持っております。二十四年からずっと統計をとっておりますが、この答申を見ますと、ほとんど、政府の諮問については非常に遺憾である、こういうことが出されているわけであります。特に昭和二十六年におきましては、計算のしかたに誤りがあるということで、米価審議会は、これを適当なものでないということできちんと位置づけをしているわけであります。 今回の場合も、先ほどから再三指摘がありますように、前文におきまして「米穀の需給事情を考慮して」ということを諮問として入れたということは、
この点については、先ほどの一時間半の議論で平行線をたどっておりますから、これ以上は追及をしませんけれども、いずれこれは明らかになると思います。先般の国会におきましても、食糧管理法の解釈の問題をめぐって、政府側は一方的に、現在の食糧管理法というものは、農家のつくった米を全量買うという義務規定ではないということまでもあなた方はおっしゃいました。もちろんそのような解釈をしてまいりますと、このような適当なことはやれると思いますけれども、しかし、私たちは立法府でございますから、法律は法律としてきちんと解釈をして、その解釈の上に基づいて諮問を出すというのがたてまえだと思うのです。そういうことで、これは後ほどの総理と芳賀委員との討論にゆだねたいと
あなたは先ほどから決定していない、決定していないと言われる。もちろん決定はまだしておりませんけれども、大臣として諮問をする以上は、きちんとした農林省の考え方というものがあるわけでしょう。それは据え置きという形で出てきておるわけでしょう。決定はしていないけれども、あなたは据え置きという案を出してきた。これがいかがでありましょうかということもありますけれども、これは一応の農林省の考え方と私どもは理解せざるを得ないわけです。 そういたしますと、先ほどから私が指摘をしておりますように、限界以下の農家は生産費を補償されないわけです。その補償されない農家が、今度は昨年よりももっとふえるということが事実上明らかになってきているわけでしょう、こ
私どもはそういうことではごまかされないわけであります。一昨年の米価を決定をする際に、政府は新しい構造方針ということを、米価を引き下げる一つの口実として打ち出しました。昨年は、同じく米価を大幅に下げなければならないという状況の中で、総合農政というものを西村農林大臣が打ち出したわけであります。あなたはまだ何もないと言う。これはきわめて正直者であります。確かに正直であります。何もないということは確かにそのとおりだと思いますけれども、けさの新聞あたりによりますと、何か新しい農業の長期計画を出すということで米価の据え置きとすりかえようとしている。こういうことではごまかされないわけです。具体的にどうするか、あなたここではっきりと農民の前に意思表
あなたは農林大臣じゃないのですか。この前私は農地法の論議の際にも、ここでいろいろ申し上げました。そのときあなたは、非常に前向きにいたしましょうという御答弁をいただいたわけであります。あのときは農地法ということであなたは御答弁をしたかもわかりませんけれども、農林大臣としては、農地法であろうと、食管法であろうと、米価の問題であろうと、あなたの考え方というものは一貫して農民の立場を守るということで、具体的な施策というものが伴ってこなければならないと思うのです。生産農家の生産費が補償されないような状態をつくりながら、それにかわるべき裏づけがまだ何もございません、白紙でございますということで、農民の方々はどうして納得できますか。あなたはそれを
あなたが先ほどから再三何もないということをおっしゃっているように、四十三、四十四年の予算を分析してみましても、農林省なり現在の政府が、ほんとうに農民のためを考えているという政策がないからこそ、私はこのことをいま指摘しているわけです。ないとするならば、いま一千億円損をする農民に対してどういう形で還元をしてやるか。それは生産者米価を昨年どおりの指数で計算をして、一千億円損をしないような試算をきちんとして再諮問するのが当然ではないか。それが農林大臣の仕事だと私は思うのです。一千億といえば、あなたのポケットマネーでは解決できないのですよ。大臣、どうですか、私はそのことを指摘をしているのです。何もないからこそ、ことしは米価を上げざるを得ないと
さっぱりわからぬわけでありますが、そういたしますと、大臣はこの諮問は一応据え置きということでするが、今後変化が起こってくれば、これは値上げの見通しもある、このように理解をしていいわけですか。
どういう話をしてもわからない、わからないということでたいへん私は遺憾ですが、わからないじゃ済まされないのです。現実に田植えが始まっているのですよ。植えつけが始まっているのですよ。 大臣、話がそれますけれども、それじゃあなたがことし決定をいたしました一万町歩の作付転換だって、具体的に進んでおりますか。どのように把握していますか。
あなたはいまそういうことをおっしゃいましたけれども、農林省は作付転換、作付転換ということをしきりにおっしゃいますけれども、一万町歩のそれだって容易なことじゃないじゃないですか。これはおそらく二十億の金が日銀に眠るでしょう。そういうことを考えてみると、私がさっきから指摘しておりますように、大臣、この際思い切ってことしの米価を上げる、そうして並行的に農林政策というものを抜本的に出すとするならば、私は考える余地があると思いますよ。しかし、現在のように白紙だ、白紙だ、何もありませんということで、どうして日本の農民が納得できますか。そうでしょう。納得させるだけの度胸があるならば、あなたは佐藤総理の前でひとつ横になってみてください。あなたの首が
そうすると、日本の農民はどうすればいいのですか。あなたは道を示してください。
農業政策というものは、ことしの米価がきまらなければできないということでもないでしょう。あなたはこの行き詰まった農業問題をどう解決するかということで、再三にわたって答弁しているじゃないですか。なぜ明らかにできないのですか。その姿勢だけだって私は農民の前にはっきり明らかにしていただきたいと思います。
全く内容のない大臣の答弁で、私はまことに不満であります。この点については後ほどまた機会をあらためて御質問をいたしたいと思いますが、本会議の時間の関係もありますから、一応これで保留にいたしたいと思います。後ほど芳賀議員が総理大臣を呼びまして内容を聞くようでありますから、機会が与えられれば、さらに私も追及をしたいと思いますが、これは後日大臣との間に、本委員会を通じて私はその内容を明らかにしていきたい。 ただ問題は、過去の農林省が犯したような罪を犯さないように、この際は農民のための指針がきちんと出るように、そしてまた米価につきましても、農民の納得できるような再諮問というものを当然すべきであるということを要求いたしまして、一応これで質問
昨日の続きで、農地法の問題についてお聞きしたいと思いますけれども、その前に、これは大臣にお伺いをしたいわけであります。 けさの新聞によりますと、米審の委員の内命みたようなものが出ておるようでありますが、この点について、大臣、いつ決定をなされるのか、内容はけさの新聞の内容のとおりでございますか、その点をまずお聞きをしたいと思います。
すでに内示をしておるということでありますから、これは、おそらく想像かもわかりませんけれども、あまり大差のないものが出るのじゃないかと思いますが、その場合に、消費者の代表について、いわゆる一般的な消費者の代表というのは二名しか入っていないようでありますけれども、これについてはそのとおりにやられるわけでございますか。
生産者米価の審議をするから、消費者のほうは数が少なくていいなんという理屈は、私は成り立たないと思うのです。これは食糧管理法に基づいてこの委員をきめていくわけでありますから、特に自主流通米という問題が出てくるこの過程の中において、消費者代表は数が少なくていいということではなくて、むしろ消費者代表をたくさん入れて、この際消費者の意見を聞くということのほうが正しいのじゃないか。大臣、それは理屈に合いませんよ。どうですか。
この問題については、私は非常に問題があると思うわけでありまして、したがって、昨年の委員の任命においても非常に混乱をしたというところは、そこに原因があるわけでありますから、やはりこの問題については、十分に国民の納得できる場できめていくということが一番いいと思います。しかも、この食糧管理制度の非常に大きな改正、いわゆる改正といいますか、改悪がなされようとする時期でありますから、この点については慎重を期さなければいけないと思います。そういう点においては、明日か、明後日か知りませんけれども発令をするといたしましても、やはりもう少し配慮をすべきではないだろうか、こういうように思うわけでありますが、この点、全くもう余地のないものか、それとも変わ