行管庁長官にもう少しお伺いいたしますが、この行管の調査の中で、予備調査、基本調査の段階で、下筌・松原ダムについてはほとんどやられていないということ、その下につくる予定でありました久世畑というダム、これは防災ダムとして計画したんですが、これに圧倒的に予算が使われまして、下筌・松原ダムの予備調査、基本調査は着工までにはほとんどなされていないということ、この点についてもう少し説明していただきたいと思います。
行管庁長官にもう少しお伺いいたしますが、この行管の調査の中で、予備調査、基本調査の段階で、下筌・松原ダムについてはほとんどやられていないということ、その下につくる予定でありました久世畑というダム、これは防災ダムとして計画したんですが、これに圧倒的に予算が使われまして、下筌・松原ダムの予備調査、基本調査は着工までにはほとんどなされていないということ、この点についてもう少し説明していただきたいと思います。
建設大臣、いまお聞きのように、これは非常に重要な問題点であったわけです。ここは地すべり常襲地帯である、地質がよくない、ダムをつくることは不適当であるということが住民から実は出てきたわけであります。にもかかわらず、予備調査、基本調査の段階で調査がほとんどと言っていいぐらいなされていなかったということ、これは建設省の河川、砂防技術基準に照らしても大変問題があると思うのですが、建設大臣、この点について御見解を聞きたいと思います。
大変前向きの御答弁でございますが、私もその点はいまの建設大臣の答弁を了といたします。 それで今後の、事後対策の関係からも、これからもう少し時間のある限り明確にしていきたいと思うのですが、私、報告書をいただきました。もちろん、これは一昨年の六月に私が提起をいたしまして調査団を充実をしていただいて、非常に貴重なデータをつくっていただきまして、私は敬意を表しているわけです。しかし問題は、これで解決をしたのか、しないのかということですね、私はこれで問題が解決したと断定することは非常に不可能である、このように思うのですが、その点についてはどうでしょう。
この報告書に、地すべりあるいは地割れの状況図が私はないように見受けたのでありますが、これは何か理由がございますか。当然つけなければいけないと思いますけれども。
それでは後日、これは報告書の内容として提出をしていただけますか。
これは裁判の際にも問題になったわけですけれども、この鑑定書の中には、ここは地すべり地帯であるということが明記してあったわけであります。しかし、それは当時建設省としては認めていなかったわけですね。それが、今回再発であるというような表現を使っているわけでありますが、そういたしますと、室原さんは亡くなっておりますけれども、鑑定書に明記された地すべり地帯であるということはお認めになる。このように理解してよろしゅうございますか。
鑑定書の際には、鑑定書に対抗いたしまして、建設省としては地すべり地帯でないと、このように実は反論をしたわけで、その点は明らかに鑑定書に明記されたように、これは地すべり地帯である。したがって、これこれこれと、こういうふうになるわけですけれども、その点は、私はそのように理解をしたいと思うんですが、よろしいですかと、こう聞いている。
検討するとするならば、これは当然再発を認めているようでありますから、そうすると、元来この地区は地すべり地区であったと、建設を計画した当時の状況は、ちょうど地すべりが小休止の状態であった。ところが、このダムをつくることによって湛水をした、その小休止をしていた地すべりが促進をされるということが当然起こってくると、このように私は理解をするわけですね。当然そうならなければ、今後の事後対策というものが打ち切られてまいりますから、そのように当然私は考えたいと思うのですが、よろしいですか。
そこをはっきり、地すべり地帯と、このように認めて、それが再発をしたということをこの報告書でも書いているわけですから、当然それは地すべり地帯であって、再発したんだというように明らかに私はしていただきたいと思うんですよ。鑑定書の関係が、裁判でやっていますから、なかなか言えないかもわかりませんけれども、当然明らかに、ちょっといまの答弁はそれていますから、委員長もう一ぺん。わかりますか、私が言っていることが。時間がないものですから大変要約しているものですからね。重要なんですよ、ここは。
そうすると、その問題は断定じゃなくて、問題を今後に残すと、このように理解してよろしゅうございますね。
それからもう一つは、この水没被害者の問題でありますが、建設省としては、当然、この湛水線以下の住民が水没被害者であると、このように考えてきたのではないかと思いますが、現に被害が起こっているのは湛水線以上のところ、いわゆる地すべりが起こる。したがって、これもダムの因果関係だという立場から、熊本県側につきましても、すでにそういうことが確認をされてきたところもあるわけですが、今後これが大丈夫だと断定できないとすれば、それは当然湛水線上においてなおこの被害者が起こってくる。それはダムの因果関係については微妙な問題がありますけれども、原則的にそういうことは当然起こり得ると、このように私は理解をいたしたいと思いますが、その点についてはどうでしょう
ダムの問題で、基本的に私は最後にお伺いいたしたいと思いますが、このダムの建設につきましても、いまお話がありましたように、ダムの湛水というものが、その周辺に非常に微妙な影響が出てくるわけであります。したがって、これは断定的にこれで大丈夫だということも言えないし、あるいは起こるかということもなかなか言えない、しかも、下筌・松原ダムというのは二十八年の災害——二十八災のあの災害を起点にいたしまして問題が起こってきた事項でありまして、当然災害防止ダムとしての役割りというのは非常に大きいわけであります。したがって、下筌ダムに、いま周辺にクラックが起こって危険な、と言うと言い過ぎかもわかりませんけれども、要素である。それを受けた松原ダム、これは
本体は大丈夫だというのは、いまどこでもそうなんですが、その周辺に地すべりが起こったときに被害が起こるわけで、その点心配されるから松原はどうだと、こう聞いている。本体が崩れたら大変ですよ、そんなものは。周辺が落ちるから大変だと、こう言っている。
この下筌・松原ダムの問題について、私は、先ほどから申し上げましたように、非常に問題をまだ今後に残しておりますから、ぜひこの事後対策につきましては万全の対策を予算的にも措置を講じていただきたいということを申し上げて、再度御答弁を建設大臣からいただきたいと思います。
それでは、ダムの問題はそれくらいにいたしまして、水の問題にまた戻ります。もう一遍。 そこで、利根川の渇水調整協議会が設置されておりますけれども、この構成と運用をちょっと説明していただきたいと思います。
答えてないです、構成と運用。
農林省、それから林野庁、そういう農業の、たとえば土地利用関係の組合あたりはこれは当然関係があると思うんですが、そういうものは関係ないんですか。
この点は国会でも問題になったんじゃないですか。
ちょっといまの答弁には納得できませんよ。国会であっているんですから、ちゃんとこれは確認をしているわけでしょう。建設省、そうしてやっているわけじゃないですか。国会で問題になっているんですよ、これは。
たくさんな利水者があるからむずかしい。むずかしいから、より慎重にやらなければ問題が起こってくるわけでしょう。むずかしいから入れなくてなんて言ったら、あとで問題が起こるでしょうが。だから、水の問題が尾を引くわけでしょう。いつまでたっても片づかないわけじゃないですか。どうですか。だれが考えてもそうでしょう。