二千七百億円の所得税、これが非常に予算全体の動脈をなしておることは、これはよく承知はできます。しかし私の述べようとしておることは、その二千七百億の所得税のうちの、大体七割程度は今日は最低所得者の税負担になっておる。いわゆる高額所得者という者の負担というものは、おそらく三〇%以下じゃないかと僕はこう思っておるわけです。そこで、ものの筋道からいうと、二千七百億の七〇%に達するところの庶民層の低額所得者に対する税の、二千七百億というものの七割というと、千七、八百億というものがいわゆる大衆課税である。しかもこれらは、先刻お話しのあったたばこにしても一、酒にしても、間接税を平等に皆負担しておるわけです。一方では高額所得者であるからといって、た
