際限がない、どこかで線を引かなければならない。それはもう政治の常道でございますが、際限はあるのですよ。先ほどお話のありました厚生行政基礎調査による戦争による負傷者は三万五千人だ。それから死亡者だって大体三十万人台だろうというような統計も出ているわけなんですね。したがって私は、一線を引くならば、ここで一線を引いても、それは国民のコンセンサスを得られない問題ではない。ぜひひとつ今後の配慮によって、こうした方々に対する援護の手を広げていただきたいというように思うわけでございます。と申しますのは同じ障害者にしても、戦争による障害という歴然たる事実があるわけです。同じ死亡者にいたしましても、空襲なり艦砲射撃による、戦争による犠牲という大義名分
