朝鮮半島は、国際法的に言えば休戦状態にある。なぜここが紛争国あるいはそのおそれのある地域に含まれないのでしょうか。
朝鮮半島は、国際法的に言えば休戦状態にある。なぜここが紛争国あるいはそのおそれのある地域に含まれないのでしょうか。
なぜ含まれないかというのを聞いておる。これは無理かもしれぬから、外務大臣、どうでしょう。
どうも答弁にならないんですね。外務大臣ひとつはっきり教えておいてください。現在どこが紛争あるいは紛争のおそれのある地域になりますか。
韓国はその武器輸出三原則のどこにも当てはまらぬと、貿易管理法四十八条で何とかと言っておられますが、その四十八条の該当個所をちょっとお知らせ願いたいのであります。
そうすると、いま韓国へ出さないというのは、国民経済の健全なる発展、それに関連があるということでございますか。それならなぜそうかを説明してください。
国民というのは日本の国民ですか。
韓国に対してはずいぶん日本の国民経済の健全な発展にかかわりのあるような貿易関係も含まれておるわけでありますが、とにかく韓国へは兵器、武器は輸出しておらない、していないと、こういうことですな。
ところが、そうではないんですね。 東京計器という会社はどういう企業か御存じだろうと思いますが、御存じのことだけでいいですから、ちょっと説明してください。
防衛庁との関係はどんなふうになっておりましょうか。
防衛庁は、仲のいい会社ですからもっとよく知っておるはずなんですよ、これはね。防衛産業依存度の依存度の非常に高い会社で、主要防衛生産のメーカーランキングでは十三位と言われておる。それから防衛生産比率は一八%。一八%という比率ですね、自分のところの生産の。それが防衛庁関係、防衛関係ということはあるいはトップじゃないかとも思うんですが、その辺どうでしょう。
それじゃ後でひとつ報告していただきたいと思いますが、この会社が昭和四十五年、四十六年ごろから、現に韓国の陸軍が使用しておるところのレーダー、これは数十台というんですか、百台近くというんですか、とにかく私の計算では百台までにはなっておらぬですが、輸出しておる事実を知っておられると思うが、どうですか。
このいま申しております東京計器という会社は、先ほど防衛庁からも答弁がございましたが、航空計器とか、ことに船舶用の計器、レーダーなんかをたくさん生産しておるところの会社でありまして、いまお答えのあったあの時期に百何十台、この中には一般船舶用のレーダーも含まれておるわけでありますが、その中に相当多数の軍用レーダーが含まれておる。このことについては輸出の承認に当たって厳重に調査されたはずだと思いますが、どうですか。
先ほど来言われているエンドユーザーを確認するということは、この場合にはやられておらないんですか。
通産省では、その点厳重に行っているということを言ってきたんですよ。それが実際にはやっておらない。この私が言っておる軍用レーダーの場合は、相手はソウルに本社のある東一交易、東の一ですね、東一交易、そこから韓国陸軍に納入しておる。東一伸鉄という同系会社もありまして、これは軍納業者のリストにもちゃんともちろん載っておるわけでありますが、そういう会社との取引なんです。現に、これらの軍用レーダーは陸軍沿岸警備部隊の車両に積載して使用されております。韓国の東海岸で使用されております。こういうことが許されていいのかどうか。大臣、どうです。
さっきは兵器、武器は韓国には絶対に送っておらないと、こう大臣は言っておられた。その性能やそういうものはいろいろのあれに、私素人ですけれども、たとえばインボイスやなんかに書いてあるんじゃないんですか。見ればわかることじゃないかと思うんです。この問題の軍用レーダーというのは、東京計器が船舶用のMR120というこの型のレーダーを先方の注文の目的に応じて改造したものなんです。どういうふうに改造したかと言えば、船に据えつけるんじゃなしに、トラックやその他の車両に簡単に据えつけられるように、陸上でも使えるようにこれは改造した。ちゃんと軍用レーダーの規格に従ってこれは改造しておるのであります。しかも、アンテナ部分には迷彩塗装まで施して送っておるん
そんな答弁じゃだめですよ。さっき鉄かぶとね、鉄かぶとというのは向こうから弾が飛んでくるのを防ぐためにこれはかぶるんですが、レーダーというのは、敵を発見して、敵がやってきたら、それを撃つための兵器の欠くべからざる一部分としていま使用されておる。実際韓国陸軍がこれを使っておるんです。これは何も私が初めて言うわけじゃありません。私も初めは「コリア評論」などという日本の雑誌や、それから一部の新聞に部分的に報道されておったのを見て初めて知って、その後、私レーダーには興味を持っておりますからね、いろいろ調査して、韓国陸軍が使用しておるということは、これは間違いないんですよ。そういう用途のものは当然禁止すべきだと思うが、どうですか。
そんなこと言っちゃだめだ。あなたは財界の代弁をしておるんじゃないのか。三菱商事社長の代弁と同じじゃないですか、それは。鉄かぶととどっちが軍用として兵器としてふわしいものであるか、比べていただきたい。比較論をひとつやっていただきたい。
あなたはたまたまと、こう言われましたけれども、最近はさらに性能の高い軍用レーダー、今度はMR−121シリーズ、これはここにも書いてあります。「新製品全天候レーダー 近日発売」と。これは少し古いからもう発売しておりますが、これにやはり変えてくれという注文が来ましてね、同じような改造を施して、東一交易を介して韓国陸軍に送り届けておる。現に送り出されつつある。これ、とめませんか、あなた。どこをどうしたかというのは、私時間があれば説明しますけれどもね。
だめ、だめ、これは。たまたま軍用に使われるというんじゃなしに、初めから軍用としてこっちでつくっているわけだ。自民党席からも私の質問がおとなしいと言って文句が出てきておりますが、私もそんな答弁じゃ満足できない。こんなものを送り出しちゃいけませんよ、大臣。
軍用探照灯の方は承認を必要とするものになっておりますね。