そこで、一・八倍に上げる根拠というのは、ここに制度上は、「物価その他経済事情の変動」、云々とか、賃貸住宅相互間の家賃の均衡上必要であるとか、いろいろ書いてありますけれども、実際この上げなければならぬという理由ですね。つまり、普通の道理から言えば、建設費を七十年間で償却するということで計算して、それでならして家賃を出したわけですから、途中で上げるという理屈は成り立たぬわけですね。それをそういう形で平均して、十年以上経過した住宅で初めて空き家に入った場合二・六倍ですか、私の方が公団から聞いたあれですがね。一度空き家になって、もう一度空き家入居になった場合八二%上がるというように、そういうふうに上げるその計算の根拠ですね。
