記憶がないというので、書類を示します。 「自治省政治資金課編 政治団体名簿 平成十年版」。うすい日出男政経懇話会、代表者氏名松岡光、会計責任者氏名桜木英一郎、主たる事務所の所在地、東京都文京区本郷三の十一の九、設立届け出日、昭和五十六年九月一日。 示しますが、大臣が知らないというのはちょっと信じられないんですが、思い出していただけませんか。
記憶がないというので、書類を示します。 「自治省政治資金課編 政治団体名簿 平成十年版」。うすい日出男政経懇話会、代表者氏名松岡光、会計責任者氏名桜木英一郎、主たる事務所の所在地、東京都文京区本郷三の十一の九、設立届け出日、昭和五十六年九月一日。 示しますが、大臣が知らないというのはちょっと信じられないんですが、思い出していただけませんか。
昭和五十五年初当選で、五十六年最初につくった政治団体と。そうすると、もうこれは十九年ほど前ですよね。松岡光は十年ほど前にあなたの秘書になった。その名簿には代表者として載っている。一体いつから代表者にしたんですか。
どういう関係で秘書になったんですか。秘書になったいきさつを教えてください。
どういう友人ですか。
うすい日出男政経懇話会の会計責任者に桜木英一郎となっていますが、この人はどういう人ですか。秘書ですか。
そうすると、少なくともこの自治省に届け出た名簿によると、あなたの秘書が代表者で奥さんの弟さんが会計責任者というのは、何か常識的には逆転しているような感じなんですが、どうしてこういう名簿になるんですかね。思い出していただけませんか。
そうすると、どんな政治家の秘書をやっていたか、記憶の限り述べてください。
国会議員ですか。自民党の国会議員の方の秘書をやっていた経験があるんですか。
この秘書がやめたときのいきさつを聞きます。 やめたのが去年の三月末だと。年度末で切りがいいということでしょう、先ほどの答弁を聞きますと。そこで聞くんですが、円満な退職だったんですか。それとも、秘書として不始末があって事実上やめてもらったというのが真相なんですか。
あなたとこの秘書の間には何のわだかまりもないということですな。 そうしますと、やめたのが去年の三月末。やめた後、直後、私の調べですと、九九年四月十四日発売ですが、九九年五月一日号の週刊現代に衝撃的な石和温泉旅行なるものの記事が出ておる。あなた、このことを知ったのはいつですか。
それが信じられないんですよ。あなたが現に秘書として雇っていた、そのさなかでの出来事ですね、去年の二月二十六日。すさまじい記事ですよね。私はここで恥ずかしくて読み上げられないような記事です。あなたの政治生命にとっても重大な問題が生ずるかもしれないような記事ですよ。 それで、先ほど私、聞いたんです。けんか別れじゃないんだ。円満な退職なんです。それなら早速に松岡光を呼びつけて、本当かと聞くのが当たり前じゃないですか。やりましたか。
だから、これが真実だったら、自分の現に雇っていた秘書として、その雇っているさなかのこういう出来事なんですね。ほかの自民党代議士の名前も出ています。現に表へ出ました、この週刊誌は。早速呼びつけて、本当かと本人から直接——自分は雇い主ですよ、政治家は。雇われた秘書がやった出来事ですよ。呼びつけてただすのが当たり前じゃないですか。やりましたか、やりませんでしたか。
なぜやらなかったんでしょうか。だれにやらせたんでしょうか。
この記事を見たら、もう一見、明らかに自分の秘書の松岡光だとわかったわけですね。二日前には事前に連絡もあったと。 それでも私は理解できないですね。だって、自分の政治家としての命取りになりかねないような記事でしょう、これは。あなたが直接呼びつけることができない何らかの事情はあったんですか。
それで、今月の十四日にはさらに衝撃的な記事が新聞各紙に出ましたね。今度は法務大臣現職中の新聞記事ですよね。この記事を見て、これは自分のかつての秘書の松岡光だったとわかりましたか。
事前に産経の記者から電話があったときに、やはり元秘書の松岡光のしでかした仕事ということで連絡があった、そう聞いていいですか。
そうすると、さらにこれは衝撃的な事実ですね、これが事実だったとしたら。産経新聞も私持ってきています。早速あなた、松岡光を呼びつけて、一体どうなんだと事実確認するのは、私は普通、常識だと思うんですが、やりましたか。
それが本当に私理解できないんですよ。だれにやらせたんですか。秘書にやらせたと言うので、だれですか、その秘書は。どういう秘書ですか。
これは、場合によっては本当に法務大臣の命取りになりかねないような衝撃的な事実ですよね、事実だったら。そうは思いませんか。
これは新聞報道だけです。それならなおさらのこと、もう早速にでもあなたは、産経新聞の記者から内報があった段階ですぐにでも松岡光を呼びつけて、一体どうなんだと詰めて聞くのは当たり前じゃないですか。それで当然、新聞に出ればコメントを求められるわけですから、事実が違うんなら、断固と違うというコメントを発表しなきゃ、あなたの政治的責任あるいは法務大臣としての職責にかかわるような出来事でしょう。当然、そんなのをするのは当たり前だと思います。私、政治家ですから、そう思いますよ。自分の生き死ににかかわる問題ですから。なぜやらなかったんですか。やれない事情があったんじゃないですか。