いろいろ御意見を御開陳になって、私ども教えられるところは多いのでございますが、御承知の通り、国が直営いたしておりまする日本国有鉄道のときにおきましても、一般国民の税収を中心とする一般会計から資金を出すということはいたしませなんで、主として利用者の負担が耐えられる程度のものであれば、これによって自己資本を捻出するという方針をとって参りましたのが、日本の国鉄の従来の経営でございます。ことに戦後直接国が経営する機関を離れまして、今度は公共企業体として、別の公共法人として、企業としてみずからが独立採算制を持ちながら、一方公共性を高度に発揮するような立場に立ちましたものでございますから、これは公共企業体というものに対して、一般国民の税金を中心
