私は予備費にしましても、繰り越し明許にしましてもね、この民主的財政のいろいろなこの制度を、だんだんこれを弾力的弾力的と称して緩和してしまうと、いわゆる財政民主主義をだんだん形骸化し、空洞化すると、こういう傾向が非常に強く出てきているのですよ。また予算自体のこの編成のしかたでも、さっき申しましたように、まるでもっと最近諸外国でやっていることと比較すれば、昔から比べれば進歩していても、いまのうんと進んでいる国から見れば大福帳的みたいですよ、まだ。まだまだ。そういうことで、国会の審議権を制約するような方向にどんどん進んでいくことは非常にいかぬですよ。 私ひとつ具体的に、いわゆる財政民主主義の原則に反する一つの例として、いわゆる財政民主
