アジア開発について総理は非常に積極的な意見を持ち、むしろ日本側から、総理のほうからジョンソン大統領に東南アジア開発等についてお話をしたと。総理は、本気に東南アジアあるいはアジアの開発を、しかもそれも、アジアの国民の利益になるような開発を、本気になってあなたはお考えになっておるのですか。
アジア開発について総理は非常に積極的な意見を持ち、むしろ日本側から、総理のほうからジョンソン大統領に東南アジア開発等についてお話をしたと。総理は、本気に東南アジアあるいはアジアの開発を、しかもそれも、アジアの国民の利益になるような開発を、本気になってあなたはお考えになっておるのですか。
それでは、アメリカが一カ月二十億ドルの予算をもってアジアを破壊している点を矛盾に思わないですか。アジア銀行が十億ドルです。しかも、半分払い込みと。一カ月に二十億ドルのアメリカは予算を使って、いまベトナムを破壊しつつあるのですよ。そうして片一方で十億ドル、しかも払い込みわずか五億ドルでアジア開発ったって、これは全くナンセンスじゃありませんか。ですから、本気に総理がアジアの国民のための開発をお考えになるならば、アジア銀行をつくる曲に、アメリカに対して、なぜ、破壊をやめることを、三十億ドルの予算を使って破壊やめることを、総理は進言されなかったのですか。
そういうお考えなら、さっそくですね、このままほうっておけばですよ、一カ月たてばアメリカは二十億ドル使って破壊しているのですよ。これをいま直ちに——一カ月たてば二十億ドルお金が浮くのですよ。そうすればアジア銀行を十億ドルで設立する問題なんか、これは簡単なものです。もっと豊富な資金をもってアジア開発のために協力できるわけなんですよ。いまほうっておけば、アメリカはもう月に二十億ドルの予算といわれておりますが、これはどこまでほんとうかわかりませんが、とにかくそれだけの予算を使って破壊しているのですよ。月に二十億ドルずつ破壊して、年に二百四十億ドルの破壊をやって、いまここでアジ銀千億ドルでアジアの繁栄、開発のために尽くすったって、時がたてばた
私は、総理はこのごろ言われることが非常にりっぱなことを言われるようになったと思うのです。たとえば、前に池田内閣を批判して、日本は高度経済成長をした、事実発展したが人間性が失われたから、自分は人間性を取り戻す政治をやるとか。ほんとうにアジアの開発を考えると言いながら、アメリカはアジアの経済を破壊しているのです。いま農地も破壊しているでしょう。いろいろな施設を破壊しているでしょう。それに協力しているのじゃないですか、日本は。協力しておいて、そしてアジア銀行をつくってわずか千億ドル、日本は二値ドル出す、アメリカは二値ドルですよ。それに十倍も二十倍もの破壊を片一方でやっとって、それを放任しておいて、何がアジア銀行設立でありましょうか。それを
総理はおことばが非常にこのごろはりっぱになっていますね。しかし、言われることと実際とが非常にますます開いてきておるところに総理に対する支持率が減る根本の原因があると思うのですが、総理は、ソ連も入ったほうが望ましい、こう言われましたが、ソ連はなぜこれに入らなかったか、その理由を総理はどういうふうにお考えになっていますか。
ソ連の「新時代」という雑誌があるのですね、「新時代」。七月一日号にユ・ポチカリヨフという人の論文が載っている。「ワシントンの新しい戦術」、この内容は、簡単に言いますと、「アメリカは民族解放運動と正面から対決することを避け、まず現地勢力を結集して、それを正面に立たせる方針に切りかえており、アジア太平洋理事会の特徴は、東南アジア条約機構や中央条約機構でアメリカが公然と指導的役割りを演じているのと違って、日本がアメリカの筋書きで指導者となっていることにある。アジア太平洋理事会は、もしも日本がその結成に参加しなかったならば、日の目を見なかっただろう。日本はあすの日もわからない現地反動政権の結集の中核となりつつある。日本政府は、アメリカの政府
いまのアジア開発銀行についていろいろと世界的にも批判があるわけですよ。そういう点にかんがみて、私は、日本がこの際前向きに、ほんとうの意味で、さっきそういうふうに言われたアジア開発にこれは乗り出すチャンスだと思うのです。そういう意味で、またDAC等でも、日本がこれまで非常に消極的であったことに対しての批判があるわけですが、私はほんとうにそういう方面に努力しなければならぬという意味で、私は批判しながら質問しているわけなんです。日本の行き方を間違ったほうに行かれかしとして質問しているのではないのであって、これを言いかえれば、いまの方向で行けば非常に間違った方向に行くわけです。低開発国の開発に関するアメリカの基本的な考え方が間違っておるので
このアジ銀につきましては、あとでまた外務大臣なりあるいは大蔵大臣にこまかく内容について付いたいのですが、総理に質問する時間が少ないですから、アジ銀については総理に二つのことを要望しておきます。 一つは、片一方でアジ銀を通じて、あるいはその他のいろいろな方法によって、アジア低開発国の開発に協力するといっても、他方においてさっき申しましたように大規模な破壊が行なわれておったのでは、意味ない。この点はアメリカに十分に積極的に、私はその破壊をやめるべきだと、破壊をしながら低開発援助はナンセンスだということを厳重に申し入れてもらうこと。 第二は、総理がいま言われましたように、ほんとうに前向きにこのアジア開発を考えるならば、もっと具体的
それでしたらわかります。悪性インフレだけがインフレのように解釈しやすいのですね。この間、いないところで言っちゃ悪いのですが、宇佐美日銀総裁も、あるところで、東洋経済を見ましたが、まだ換物運動が起こっていないからインフレじゃないなんと言っているのです。換物が起こったら悪性インフレです、そうでしょう。しかし、悪性インフレに至らない段階のインフレもいろいろ悪い影響を及ぼすのでありまして、それがやはりクリーピング・インフレ、忍び寄るインフレとかいわれるわけで、インフレでないと言い切ったのでは政策を行なうのに間違えるし、ケインズのように、デフレよりインフレのほうがより悪さが少なくて、自分は悪さの少ないほうを選ぶということなら、論理的にわかる。
外務大臣にお伺いしますが、最初、このアジア開発銀行、これは御承知のように、国連の機構であるエカフェで取り上げられて、それからこのアジア開発銀行がだんだん具体化するようになったことは御承知のとおりなんですね。ところが、いろいろこの経過を資料によって調べてみますと、最初日本はこのアジア開発銀行の設立に対して非常に冷淡であった。ところが、その後積極的になったというふうにいろいろな記録には記されておるのです。その経緯を具体的に伺いたいのです。最初はなぜ冷淡であってですよ、そしてその後急に積極的になったのか。 たとえばですよ、昨年の五月の中旬に日本を訪問したウ・ニュン事務局長、この事務局長は、佐藤総理大臣、椎名外務大臣、それから田中大蔵大
私は率直にいいまして、最初——これは私がいま申し上げた議論の根拠は、山本優という人が書いた「エカフェの推進するアジア人の銀行」という、こういう論文があるのですよ。これは経済発展協会から出た「アナリスト」という雑誌に害いたのですが、これはかなり正確に私は書いていると思っている。山本優という人はどういう人か知らないのですけれども、この人の書いたところによりますと、いま申し上げたように、最初は日本はそんなに積極的でなかったんだ、こういうふうに書かれています。その後積極的になったことの原因として考えられるところは二つあるんじゃないかと、こう思うんです。 一つは、DACの会議に外務大臣が出席されまして、そこでかなり、何というか、刺激を受け
これは事実問題ですから、議論してもしようがないと思うのです。 次に伺いますのは、いわゆるジョンソン構想ですね、昨年の四月ですか、ジョンソン大統領がボルチモア演説で、東南アジア開発のための十億ドル構想を発表した。このジョンソン構想とアジ銀との関係ですね、これは関係が私はあると思うのですが、いかがですか。
しかし、アジ銀にジョンソン構想が反映されておることは事実でしょう。
私が質問しておりますのは、アジ銀のいろいろな業務とか、あるいはアジ銀に対する出資とか、そういうものを通じてジョンソンの東南アジア開発構想というものが反映されておるのじゃないかと思う。だから、ジョンソン構想がアジア開銀の中には入っておるのじゃないかと、こういうことを質問しておるわけです。
アメリカがアジ銀に二億ドル出しておる以外に、信託基金として一億ドル出しております。私は、ジョンソン構想の千億ドルのあの中の一部が信託基金として出資されておると、こう理解しておるのです。その点いかがですか。
そこで、もし外務大臣が言われるようなことであると、これは重大なんですよ。なぜみんな多くの委員が入れかわり立ちかわりこのジョンソン構想のことをアジ銀との関連で質問するかといいますと、いわゆるジョンソン構想というのはよくアジア・マーシャル計画とか別名で言われているわけですよね。これはヨーロッパのこのマーシャル計画が果たした役割りをこのアジアにおいて果たさせるというのがいわゆるジョンソン構想、アジアのマーシャル計画といわれるものであって、これは非常に政治的な性格を持っていると見られている。そのジョンソン構想がアジア開発銀行に部分的にも具体的に反映されているということになると、アジ銀の性格というものがそこで何か非常にすっきりしない、外務大臣
そこが一番いま焦点になっているんじゃありませんか、アジア銀行の性格について。この信託基金の問題がなければ、わりあいに条文だけから見ますと疑問を持たれないような形になっていますよ。特別基金も出資の一部だから、ソフトローンとして貸し出されているのであって、そこに信託基金というものが出てきたので、これとジョンソン構想と関係があるのだということを総裁になろうとする渡辺武氏がはっきり述べている。それで、いま一番問題になっているのは、アメリカがアジ銀をやはりてことして、そうしてアジア経済侵略の道具とするのではないかということのいろいろ批判が出てくる、そういうことで性格が問題になっておるのですよ。一番そこのところが具体的な焦点になっているのですよ
それでは、どうもあれですね、たいへんなまた重大な御発言だと思うのですよ。これまで審議してまいりまして、信託基金というのにアメリカが、二億ドル出資以外に一億出すということが前提でみんな審議しておったと思うのですよ。信託基金というのがある。それから、これは渡辺さんが講演して、もっとまだ詳しく説明しているんですよ。この説明を聞けば、そんなあいまいなものではないですよ。渡辺さん非常に説得しているのですよ。そうしてそんなあやふやなものではないと思うのですよ。そんなあやふやなことでいいんですか、外務大臣。そうなると、これは何だか振り出しに戻りますよ、この審議はね。この点もう少しはっきりさしてください。何だかアメリカが出資するのか出資しないのかさ
渡辺氏がそのいきさつについて、こう述べているのですよ。このジョンソンがいわゆるジョンソン構想を発表しまして、「それに関する大統領の特別顧問として、前世銀総裁のブラック氏が任命されたという話が新聞に出た。」、そこで、渡辺氏が言うには、「私は以前にアジア開銀問題でブラック氏と話をしたことがある関係上、同氏に手紙を出し、もしジョンソン構想でアメリカが資金を提供する意志があるならば、できるだけアジア開銀を通じて出すようにしたらどうかと要望した。ブラック氏は返書を寄こし、アメリカ政府を説得して、アジア開銀に出資させることになったといってきた。」、で、その後に、六月初めに東京都債の交渉のために渡辺氏が行っているわけです。渡辺氏が「その後六月の初
まあその点はそうした記録があるのですから、これをよくいまごらんになってみてください。さっき私が申したとおりなんで、これを読んで率直に感じたことは、結局、もちろんアジ銀はエカフェを中心として進められてきたのですよ。その後ジョンソン構想というものが出ているのですね。ですから、アジ銀にジョンソン構想の一部を肩がわりされている、こういうふうに見ざるを符ないのですよ、率直に申しますれば。それで、アジ銀とジョンソン構想とは違う違うと言っているのですけれども、やはりそこにはっきりと渡辺氏が言っているように関連があるのですよ。違うのじゃないですよ。それがそっくりそのままジョンソン構想ではありませんよ。ですけれども、開運がないとは言えないのですよ。は