それはどことどこか、ちょっと言ってくれませんか、名前を。それで簡単にコメントしてもらいたいんです、何のためというその政策目的です。この金融機関はこういう金融のためにあるとかいうことをね。
それはどことどこか、ちょっと言ってくれませんか、名前を。それで簡単にコメントしてもらいたいんです、何のためというその政策目的です。この金融機関はこういう金融のためにあるとかいうことをね。
いま御説明の政府系金融機関の、設立の年度、融資額、融資現在高、それと、できたらおもな役員ですね、その三つを資料として提出いただきたいのですが、よろしゅうございますか。
いま御説明を受けましたように、そのときどきの経済情勢と政策的必要に応じまして、非常にたくさんの政府系金融機関が設立されてきていることはよくわかったわけですが、非常に特殊化されておりますし、また、細分化されてきているんですね。その間に非常に業務内容の重複というものが見られるように思うのです。これはあとでまた具体的に伺いたいと思いますが、この設立の過程でいろんな問題があったわけですね。国民金融公庫でまかなえると思われるものが環衛公庫になってみたり、あるいは医療公庫になってみたり、いろいろ歴史的経過があったわけでありますけれども、いま伺っていますと、何かやはりこの際再検討が必要ではないかということが痛感されるわけなんですよ。ほかにまだいろ
それと、設備資金のウエートはどの程度なんですか。
少し少ないですね。一時四〇%くらいと言われておったんですが、二割ぐらいですか。
それは後ほど資料として出していただきたいですね。全金融機関の貸し出し残高に占める政府系金融機関の貸し出し残高ですね、先ほどお話しになりました比率だけでなく、金額も含め、それから設備資金についても数字的に資料として出していただきたいと思います。
わかりました。いまの御説明でも、相当大きいウエートを持っていますね。ことに、設備資金につきましてはね。二〇%を占めているというのは相当大きいですね。ですから、これをもってみても、やはり金融再編成を考えるときには政府系金融機関のほうも総合して考えなければいけないということをますます痛感されるわけなんです。 そこで、この政府系の金融機関の問題点につきまして、金融制度調査会あたりで問題にならなかったか。あるいは、民間の金融機関なりその他で、こういう点が問題がある、こういう点を今後改善しなくちゃならぬと、こういう点がいろいろ指摘されていると思うんです、あるいは学者、あるいは評論家ですね。いろいろな資料にも部分的に出ているようなんですね。
政府系の金融機関と民間金融機関との関係ですね、これについてはどうなんですか。民間金融機関のほうは競争原理をどんどん導入している。ところが、政府系金融機関のほうはどうなんですか、今後競争原理を導入していくんですか。
それは私も聞いておりますが、しかも、その補完も、従来は量的補完をしたこともありますね、資金運用部——預金部時代ですかな。しかし、最近では、政府系金融機関がたとえば公募債に応募したり、逆に政府系金融機関がむしろ量的補完をしてもらわなければならないような立場になっていると思うのですけれども、問題は質的補完でしょう。その質的補完の場合、政府系の金融機関の融資というものの原資を考えますと、これは政府系金融機関の目的、使命からいってなるべく長期低利の貸し付けをしなければなりませんから、なるべく安い原資を必要とするわけですね。そうしますと、政府資金、税金でまかなう部分も相当あると思うんですね。その点は、補助金的な性格を持っていると思うんです。あ
国会の審議はされますが、その国会に出す予算ですか、そういうものは、損益計算だけ出して承認を求めるのですか。
そうしますと、事業団とか会社とか、銀行、公庫以外のものは承認必要ないと、そういうわけですね。
そこが一つ問題ですね。やはりその原資からいって、原資が補助金的のものであり、租税特別措置による減免税的な性質を持っているのですから、これは国会の承認を必要とするのじゃないか。それから損益計算だけ出してくるんだと。国会の承認を求めるというのに、一体、損益だけでいいのかどうかですね、それも私は疑問に思うんです。たとえば外為あたりは、損益計算書を出しますが、あれは貸借対照表も出すんですか。
出ていますね。事業会計ですと、まあその収支勘定を一々出すことはたいへんかもしれませんからね。だけれど、損益計算だけ出されたのでは、十分な国会での監視はできないのじゃないかと思うんですが、これは会計検査院なんかのやっぱり検査を受けるわけですね。
私はどうもやはり収支計算も出す必要があるのじゃないかと思うんですけれども、この点は問題になったことはないですか。
これは一つの問題であると思うのですが、懸案にしておきましょう、これは。 それからもう一つ、政府系金融機関の問題点として指摘されているのは、銀行局長も御存じと思うのですけれども、出資金の増額によって政府系金融機関の資金コストを安くしていく、そうして貸し付け金利の低下をはかるより、むしろ利子補給のほうをとったほうが、金融ルールを乱さないし、それから会計にとっても、もらう部分と、通常の借り手として元利返済に備えなきゃならぬ借金とは区別されるから、金融的手段方法を用いる政策的金融の特色長所が生かされるんじゃないかと、これはまあ鈴木武雄氏なんですが、こういう指摘をされているんですが、こういう点はどうなんです。
それから政府系金融機関の資金の効率的運用といいますか、まあ民間金融機関は再編成で競争原理を導入して合理化を非常に促進さしているようです、それはまあいろいろ問題がありますけどね。過当競争的な、景品をつけて預金を獲得したり、虎の門金利というのがあったり、いろいろ問題があると思うんですけどね。それにしても、政府系金融機関のほうは、民間金融機関と違って、競争原理を導入しないんですから、そこが親方日の丸的な運営になる可能性が非常にあると思うんですよ。政府からその資金を調達できる。それで、国会で通ってしまえば、今度は六倍に借り入れ金ができるでしょう。こんな安易な方法はないですよね。民間の金融機関だったらたいへんでしょう、預金を獲得したり、競争が
もう一つ、政府系金融機関の問題になるのは、政治的介入、また政府の介入です。農林漁業金融公庫ですか、いろいろ問題がありますが、この点はどうですか。あまりこまかく業務の内容に立ち至って関与するようなことになると、いろいろ弊害が出てくるとも思われますね。ですから、いわゆる大局をきめたら、あまりこまかいことまで介入すると、そこで、不正融資の問題とか、政治的介入とか、汚職の問題とか、いろいろ起こる可能性も出てくるのじゃないかと思うんですね。そういう点について伺いたい。
よく問題が起こるのは農林漁業金融公庫ですけれども、そのほかにもいろいろ調べていったらそういう問題があるかもしれませんけれども、そういう点については、普通の金融機関と違うのですから、これは厳正に監督をしていかなければならぬと思います。 それからこれはさっきも触れたんですけれども、あんまり業務の分野が専門化し過ぎていないか、この点はどうなんですか。
それから次に、これは今日まで各方面に指摘されてきておるのですが、開銀の地域金融と北海道東北開発公庫、それから中小企業金融公庫と国民金融公庫、それから医療金融公庫とさっき申しました環境衛生金融公庫、それから輸銀と経済協力基金、これはどうなんですか、今後調整統合する必要があるのではないかと、こう思うのですが、その点はいかがですか。
そうすると、現状でよろしいというのですか。とれにはいろいろ歴史的な経過がありますけれども、しかし、それにしても、この際政府系金融機関について総点検をして新しい情勢に沿うようにここで再編成する必要があるというときに、一番問題になるのは、どこからでもすぐ指摘されるのは、さっき申し上げた点ですよ。東北開発公庫と開銀の地域金融の競合の問題、これはずいぶん前から問題になっていたのですが、できる過程からいって、国民金融公庫と医療金融公庫それから環衛公庫ですね、これは、いまのお話ですと、このままでよろしいということになると、何らここで新情勢に適合した再編成が必要じゃないということになってきますね。そうなんですか。各方面でいつでも再編成が問題になる