そういうようにおとりになることはいたし方ありません。併し我々当局者といたしましては、万一の場合を予想してこれを皆やつておるのであります。
そういうようにおとりになることはいたし方ありません。併し我々当局者といたしましては、万一の場合を予想してこれを皆やつておるのであります。
お答えいたします。災害もいつ起ることかわかりません。不幸にして今度は大きな災害が北九州に起つたのでありまするが、北九州にこの災害がいつ起るかということは我々は予想できない。これは知るものは天のみであります。どういうことが起るかということも甚だ残念ながら人力では予想することはできません。併し大よその見当をつけて我我は世界の情勢と国内情勢とをにらみ合せてやるのであります。
先ほどから申上げましたように、具体的にどこからどこに今危険があるから、それに対して手当するというようなものじやないのであります。これは全般の情勢というものをよく判断して、これは亀田君もおわかりであろうと思います。これは国民の一般的知識もそこまでは行つていないようでありますが、大体我々は想像し得るのでありますが、さらばどこで今どういう危険があるか、どうしなければならんかというのではありません。総合判断して我々は万一の場合に万違算のないようにやるのが、我々の政治であろうと考えております。
警察の問題にしてもそうであります。警察でもいろいろ新らしい施設を作つております。併しそれがどこそこにこういう危険があるから、或いはこちらに危険があるからというようなわけではありません。これは全般的に考えて見て、ふだんから用意するのであります。今私は具体的にこういう危険があるから、これに対してどうするということは申上げ兼ねるのであります。
お答えいたします。保安庁といたしましては、国民からの血税になるかような金は、慎重に使いたいと考えております。これを無暗やたらに使えば、こんなものは使えるのであります。さようではありません。(「こんなものとはなんだ」と呼ぶ者あり)それで殊に保安庁で使う金というのは、大体において、施設であります。装備であります。そこで装備は新らしいものを、これを作ることが必要であります。そこででき上りの品を買うという按配には行きません。例えば一つの新らしい自動車を買うにいたしましても、それはよくこの計画を立てて、先ず試作を作る。或いは試作を作つたものに対して、これを検討して更に新らしく又試作を作るというようなことにおいて、非常に手間取るのであります。こ
二十七年度の予算は、私が組んだのじやありませんが、併し大体において手間取るということは、これはわかつておつても、実際上は行かんのであります。この普通、日本で用いておる通信機一つにいたしましよう。これなんかでも非常に改善を要するのであります。そこで作つてみても、又それが悪ければ新らしく何させて、それの設計に基いてやり直させるというようなことがしばしば起るのであります。普通に使われるような器具、機材であれば、これは迅速に行くでありましようが、さような次第で時日を要したということも、私は免るべからざる一つのことではあろう、こう考えております。
お答えいたします。二十八年度は二十八年度で大体消化し得る目標を以てやつております。併し船のごときは、御承知の通りこれは設計に非常に手間がかかります。そういうふうなことは私はあり得るかと思います。(「今度は予算外契約だ」と呼ぶ者あり)
お答えいたします。今中田委員から風説についてお話がありました。私はさようなことは絶対に聞いておりません。而して、今ガーゼを何百か知りませんが、これを機会に一時に買入れたなんて、そういうことは私はないということを信じております。で、増原君のお話がありましたが、私は長官として申上げます。増原君については断じてそういうようなことはないということを、断じて私は申上げたい。これは如何なる風説によつて、さようなことを仰せになるか、私は申上げたい。これは如何なる風説によつてさようなことを仰せになるか、私は増原君の名誉のためにここに申上げたい。私は保安庁長官就任以来、この保安庁に関する限りにおいては厳正でなければならんということが終始建前になつてお
私は増原君の親戚がどういう仕事をやつておるか関知いたしません。併しながら増原君に対しては私は絶大の信頼を持つております。警察予備隊の時代において不正事件があつたということも私は聞いております。併しながら保安庁に切換えて以来においては、私はさような事実はないということを確信しておるのであります。万一そういうことがありますれば、私は断乎として法によつてこれを処置いたしたいと考えております。
これは経理局長から説明させるほうがよかろうと考えております。
やつていないことはありませんが、御承知の通りに、この経理関係というのはなかなか複雑であります。従いましてさようなことは経理局長を以て説明させることが適当であろうと私は考えます。
只今の数字は私は卒直に言うてはつきりしておりません。私は頭にありません。
私は原案をどこまでも適切妥当なりと思つておるのでありまするが、併しながら国会においてこれを修正せられれば、これは国会の意思に従うようにいたします。その執行の責任は我々が負うのであります。その範囲において万全を尽したいと考えております。
この使い方については適正にやつて、さような将来使い残しのないように万全を尽したいと考えております。
どこに開きがあるかというこは、私は申上げることはできませんが、我々の解釈といたしましては、一体憲法の戦争放棄の規定はどういう趣旨からできているか、この根本を掘下げて考えなければならんと考えております。要するに九条第一項において「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」いわゆるこの意味から申しますると、再び侵略戦争の愚を繰返すようなことをさせないということが根本であります。この規定の裏から見て、自衛権を否定したものでもなし、又自衛権の裏付である自衛力を否定したものでないと考えております。併しながら自衛権の行使の下に往々にして侵略戦争のような愚を繰返す危険があるからし
お答えいたします。吉田総理も、そこからは、自衛権を私は否定していないと思います。
私は終始申上げております。外国が不当に日本に侵略して来た場合にはこれは日本の国民は、私は大多数は起つだろう。私はそれを信じております。これは何人といえども、おめおめと手を挙げて外国の侵入を迎えるというようなことは、私は想像できないのであります。それは無論国際紛争が起れば、これは平和的に解決するのは当然でありますが、不法に侵入して来た場合には国民の大多数は起つ、こう考えております。
無論私も先ほど申した趣旨からして明らかでありまする通り、平和憲法を制定した当時も今でも変りはない。今も国際紛争は平和的に解決すべきである、又しなきやならんと考えております。これは当然のことであります。これは世界のみんな国民の気持なんであります。そこで国連なんかもでき上つたのも、私はそれであろうと思います。物事を平和的に解決しようという、戦争なんか再び繰返したくない、これは世界の輿論である。無論日本の憲法もその趣旨でできておることは当然であります。
これは申すまでもなく我々といたしましてはいろいろの情報を収集して、いつでも対処し得るだけの準備は整えなくちやならん。御承知の通り日共の軍事活動というような面が相当に活発に動いておるということの情報も得ておるのでありまするが、かたがた我々といたしましては今すぐどうしなければならんという具体的の情勢判断の下においてよりも、将来さような場合を十分考慮に入れてあらかじめ用意しておくということが必要でないかとこう考えております。事が起つてしまえばこれは末であります。事の起らん前に十分の準備をするということが何よりも急務であろうと思います。私は殊に保安隊が現在厳として存在しておることが、大きな一つのいわゆる暗黙の、そういう防波堤になつておるのだ
私はどれが主、どれが副ということは申上げかねるのであります。そういう今の保安隊が厳として存することによつて、こういう活動は成る程度封鎖されているのじやないか。若しもこれがなかりせば、これはどういうことになるであろうかということを私は申すのであります。又現在の段階において相当地下運動は各所にもくろまれておるということは、我々のほうの情報に入つておるのです。これは主として公安調査庁においてやつておる仕事でありますが、我々といたしましては各方面の情報を収集して、この判断に基いてあらゆる場面に対処し得るような方策を取つて行きたい、こう考えております。