無論結果的から言えば自衛力漸増になりましよう。併し世間にいわゆる自衛力漸増とはこの保安隊の増員は関係ないと考えております。
無論結果的から言えば自衛力漸増になりましよう。併し世間にいわゆる自衛力漸増とはこの保安隊の増員は関係ないと考えております。
只今保安庁法の一部改正でもつて、要求いたしております増員というのは、このフリゲート艦を借受けまして船に乗込ませる警備員の増加ということを考えております。そこで御承知の通り二十八年度予算におきましては更に警備船の建造を我々は要求いたしておるのであります。幸いにいたしまして、この要求がお認めになればこれに乗込ませる警備員の増加は必然的に加わつて来るものと考えております。
私の申上げまするのは、つまり保安隊の今の十一万人の数は現在の段階においてはまだ増加することは考えていないとこう申上げたのであります。
将来のことはどうなるかわかりません。
さようでございます。
この警備員の増加は御承知の通り日本の海岸線が九千哩になんなんといたしております。世界でアメリカに次いでの長い海岸線でございます。この長い海岸線を警備するにつきましては相当数の船を必要といたします。従いまして我々は二十八年度において最小限度の必要とする船の建造を要求した次第であります。
決してさようには考えません。この我々の要求いたしておりまする警備船のごときは構造、能力その他を御覧下されば極めて明白であります。こういうものは戦のために使えるようなものじやないのです。主として今申上げました通り海岸の警備に適する船を言うのであります。
経済審議庁でどういう計画をしたか私は聞き及んでおりません。
私は決して隠しだてはいたしません。もとより将来日本の警備計画がこれはしつかりしたものを一つ立てなくちやならんと考えております。これにつきましては要するにいろいろな面から考えられるのです。我々の生活の安定をおびやかしてはいけないのですから、日本の経済力とか技術的の面、これに乗組ませる者とか、或いは保安隊員の訓練の点、各方面からこれを研究しなければならん。ただぼんやりやつていてどれだけにふやせばいいか、どれだけのものを持たせればいいかということでは参らんのであります。慎重に各方面から本当に計画というものは立てなくちやいかん。その意味からして我々は将来十分に検討して納得の行くような案を立てたいと今考えておる次第でございます。
経済審議庁の案というのは知りません。又相談を受けたこともありません。これははつきり申上げます。松永君がどういう所から手に入れられましたか存じませんが経済審議庁で作つたということは私は聞いておりません。
経済審議庁の案と申すものは私は全然知りません。若しも正確にさようなものを作ろうとするならば我々に一応の相談はあるべきものと考えております。従いましてそういう正確の案が仮にできたといたしますれば、我々は十分それを各方面から検討して、果して日本にそういうものを今作つていいものかどうかということを検討いたしたいと、こう考えております。
いずれの案を立てますにつきましても、日本の財政経済を無視した案というものは立てられるものではない。仮に立てたところでそんなものは実行不可能と思います。とにかく案を立てる以上においては、日本の財政にマツチしたものでなくちやならんと、こう考えております。
前々から申しまするように私は経済審議庁の案というものを知らないのです。果して経済審議庁でそういう案を立てたかどうか、これをはつきりさせなければいけない。私は経済審議庁でさような案を立てたとは聞いておりません。従つて、その内容については何も申すことはないわけであります。
そういうことは私は存じません。いかような新聞雑誌にそういうことがのつているかも知らないのです。
私は安全保障法をまだ十分検討しておりませんから、条文の解釈についてはお答えすることができない。
不幸にしてまだ十分私それを検討しておりません。
不勉強のそしりは幾重にも受けますが、私も相互保障法を今検討中であります。併しいずれにいたしましても、これはアメリカの法律であります。日本の法律じやないのです。そこで問題はいかにしてMSA援助を受ける場合において我我は何を考えなければならないかということになるのです。これは今後の交渉に待つよりほか仕方がない。アメリカのその法律の解釈も勿論必要でありましようが、もつと我々は進んで日本の国内の情勢その他経済事情、あらゆる部面から考えて慎重にMSAの交渉に入るべきものだと、こう考えております。
そういう解釈はまだ研究いたしておりません。只今せつかく勉強中でありますから、何とも申上げることができません。
只今研究中です。五百十一条の二号です。訳し方は幾らでもあるのです。
松永さんの言つておられたこの安全保障法はアメリカのセキユリテイということだけでないので、いわゆるワールド・ピース、世界の平和を増進する目的のために……。