運輸大臣から報告を受けまして、竹島で海上保安庁の船が巡視しておりまして突然韓国側から発砲を受けまして、二発船にあたつたということを聞いております。直ちに韓国側に対して外務省から強硬な抗議を今やつている次第であります。その成行につきましては詳細のことは報告を受けておりません。せつかく今交渉中でありますが。
運輸大臣から報告を受けまして、竹島で海上保安庁の船が巡視しておりまして突然韓国側から発砲を受けまして、二発船にあたつたということを聞いております。直ちに韓国側に対して外務省から強硬な抗議を今やつている次第であります。その成行につきましては詳細のことは報告を受けておりません。せつかく今交渉中でありますが。
私のほうの船の出動することはまだ先のことだと考えております。とにかく只今運輸省の海上保安庁でやつておりますから、この成行を我々は静観いたしたいと、こう考えております。
御質問の御趣旨はよくわかります。これは何も具体的の理由があつたわけでも何でもないのであります。ただ将来日本の治安情勢が変化した場合、それに対応して治安力を増加する必要があつた場合に、どうして行つたらいいかというあらかじめの心組みを立てるために、私は一つの試案をつくつたのであります。これはただちに、どういうことが現在起りつつあるから、それに対してどう対処するかというようなことを対象として計画を立てたものではないのであります。
お答えいたします。ごもつともな御質問です。そこでわれわれはそういうものについては、いろいろ資料を集めて今後どういう計画を立てるかということについては研究中であります。その成案を得る前に、一応財政的の見地からどういうぐあいにしたらいいかというような、自分の心構えをつくる必要がありまするから、つくつた次第でありまして、今仰せになりますような計画ということについては、これは各省との連絡もありますから、これから十分慎重審議してそれらのことを考えたいと思います。
お答えいたします。公安調査庁でそういう資料を集めてやつておるはずであります。しかしそれは法務省の管轄に属するものでありまして、私の方で直接にそういうものは入手いたしておりません。今お尋ねの点はあるいは調査委員会ということではなかろうかと思います。これにつきましては、われわれはいろいろな研究はいたしております。しかしあなたの仰せになりましたような、各国の情報とかいうものは、直接そういうことはいたしていないのであります。
お答えいたします。仮装敵国などということは考えておりません。申すまでもなく直接侵略に対しては、これはやむを得ずアメリカの駐留軍の手を借りるよりいたし方がないのであります。しかし私が常々言いますように、間接侵略と直接侵略は同時的に起る懸念があるのでありますから、そういう場合においては国内の平和と治安とは乱されるのであります。これは国内の平和と治安を守るべき任務を帯びております保安隊においても、そういう場合には当然行動に移るわけであります。そういうことを考えてみますと、われわれはいろいろの角度から準備が必要である、こう考えております。
お答えいたします。安保条約第四条によつて、駐留軍の徹退の時期は双方で相談をやるということになつております。その時期はなかなか見当がつかないことは、御承知の通りでありますが、それでわれわれといたしましては、常に申しておりますように、一日も早くみずからの手によつてみずからを守る態勢を立てて行きたい。しかしそれが日本の財政力にマツチして行かなければならぬ。そこまで日本が行けるかどうかということは、今後われわれ日本人の覚悟と努力一つにまたなくちやならぬかと考えております。それまではやむを得ず今の体制を整えて行くよりしかたがないではないか、こういう考え方であります。
いずれの国とはさすことはできませんが、しかしそういう懸念のあることはアメリカも認めております。また日本の安保条約の前文におきましてもそういう危険があるということを明白にうたつておる次第であります。それはいずれの国とを問わず、さような不当な侵略行為のあつた場合にわれわれは備えるということであります。
私は世界の平和が一日も早く来らんことをこいねがうものであります。世界が各国とも全部軍備撤廃でもすれば、そういう危険はなかろうかと考えております。しかしながら現実の問題としてはさように参らないのであります。いつ何どきそういうような不穏なことがあるかもわからぬということは、これはだれしも考え得ることだろうと考えております。一朝事あるときにそういう備えがなくて、日本が破滅のような状態になるということではいけないのでありますから、御承知の通り、安保条約を結んでわれわれの国の平和と、治安を維持して行きたい、こう考えております。
お答えいたします。日本の自衛は自分みずからの力によつてやり得ることをわれわれは望んでおる次第であります。しかし外国の脅威か、今申しますように、全然なくなつた場合は、これは別ものであります。そういう脅威がなくならぬ限りにおいては、安保条約によつてアメリカによつて直接侵略を防ぐ、内地の平和は日本によつて保つ、こういうことのほかに道がなかろうと思います。
ダレス長官がどういうことを言つたか、その真偽はわかりません。ただわれわれもそういう報道を受けておるのであります。なおその真相について十分調査してみたいと思います。しかしながら、ダレス氏が何と言おうと、われわれは二十八年度予算において、彼氏の言うがごとく十箇師団に増加するなどという気持でもつてやつていないことは、事実明白であります。これはダレス氏がほんとうにどういうことを言つたのであるかよく取調べたいと思います。
私は常に言つておる通り、日本はみずからの手によつてみずからを守るだけの態勢はとつて行きたい。これは大多数の日本国民は同感であろうと考えます。ただ日本の財政力がそれを許さぬから、やむを得ず直接侵略に対してはアメリカ駐留軍の手によつてこれを守るように、間接侵略に対しては日本の保安隊がこれに当る。両々相まつて日本の平和と治安を維持して行くのだ、こういう建前をとつております。日本の財政力が将来許すようなことに相なりますと、再軍備とは言いませんが、自衛力の増加はいたしたいと考えておる次第であります。ただ、二十八年度保安庁費の問題が出ましたから、一言申し上げたいと思いますが、私の考えとしましては、これはどこまでも原案をひとつお認めいただきたいと
お答えいたします。保安隊精神はりつぱにあると考えております。昔の軍隊は今申されました通り、ただ外敵と戦うことのみを主たる目的としておつたのでありますが、現在の保安隊は、国内の平和と秩序を維持するために行動するものであります。ここに大目的があるのであります。いわゆる保安隊は、この国の平和と秩序を守る。御承知の通り一国の独立を維持して行く上において何が一番必要であるかと申しますと、まずもつて国内の平和と秩序を守るということが先決問題であります。 一たび平和と秩序が乱れましては、いかなる政治も機能を失い、文化の発展に浴することもできません。経済の興隆もまた望むことができません。まずもつて国内の平和と秩序を維持しなければならない。この大
申すまでもなく保安隊は、今仰せになりました大擾乱、大暴動が起つたときに初めて出動する部隊であります。例示されました昨年のメーデー事件のようなものは、私は警察で処置すべきものであろうと考えております。保安隊は、もう警察ではどうしても処理できないような場合に初めて出動するもので、軽々しく出動すべきものではないと私は考えております。しかしいずれの場合におきましても、御承知の通りただ内乱、暴動ばかりではありませんで、天災地変があつた場合にも喜んで出動しなければならぬ。こういう面からもいろいろ考えまして、一朝事あつたときには違算のないように普段から各種の訓練をやつておく必要があろうと思つて、そういう方面にせつかく考慮いたしておる次第であります
お答えいたします。昔の軍隊におきますると、ややもすると、今仰せになりましたようなびんたとかその他のことがあつたわけでありますが、そういうことでは決して今後の青年は動きません。ほんとうに自分らでもつてその大任を果すのだという自覚を起させなければいかぬ。喜んで自分から率先してやるという気持が一番大事でございます。これをやれと上から強制的にやつたのでは、一朝事あるときは役に立たぬと私は思う。そういう教育方針は一擲いたしまして、ほんとうにみずからの手によつてこの国内の治安を維持するのだどいう自覚をさせることが最も大事であります。私は、その点に非常に考慮を払いまして、自分らは大事な任務に服するのだという気持を自発的に起させるために、あらゆる場
お答えいたします。ただいまの隊員たちはみな応募した人たちであります。御承知の通り、昔の軍隊は徴兵制でありまして、いやな者でも軍隊ヘ入らなければならなかつたが、今のへたちはみずから喜んで志願した人たちであります。私は彼らと接触した場合において、ここにそのよさを実際に感じたのでありまして、われわれこそほんとうに日本の国の平和と治安を維持するべき者であるという自覚をそこから見てとつたわけです。これは最近の保安隊のよさであろうと見なければならぬと私は思うのであります。ことに、昨年の十月十五日から発足いたしました以後に保安隊に入隊いたした者は、大体においてその考えで来たものと了承いたしております。そこで私は、この保安隊はどうしても国民から信頼
仰せごもつともで、精神的支柱をどういうぐあいに持たせるか、これはなかなかむずかしい問題でありますが、しかしこの保安隊には相当りつばな幹部も入つております。それからまた時々いろいろな人のお話も聞くようにいたして、一面において民主的に、一面においてりつぱな精神を養うように常に講じておるのであります。幸いなことに先般私は北海道に参りまして、旭川の部隊をつぶさに視察いたしました。ここには隊員約五千名ばかりがおりますが、そのうち約一割ぐらいの人は、夜さらに進んで高等科の教育を受けたい、御承知の旭川の市長はわれわれの同僚、先輩でございました坂東幸太郎さんでありました。この人も非常に心配されまして、何とかして保安隊の宿舎の附近に夜学の高等学校の校
もちろんわれわれは提出いたしました原案を何とかして議会の御承認を得たいと考えております。しかし御承知の通りあなたが常に仰せになるように、国会は最高機関でありますので、最高機関でおやりになることならば、われわれはそれに服従するよりいたし方ないのであります。しかし私はどこまでも原案の通過を望む次第であります。
原案がどの程度に削られるかどうかということは、私聞き及んでおりません。これは一に各党の折衝にまつよりほかいたし方ないのであります。それで私が先ほども申し上げた通り、どこまでも当局者としては原案で進みたい。それをどう削るかということは、これは皆様御協議の上でやることでありますから、私はどの点を削つていいかということは申し上げられません。
どこにどうあるという具体的の対象を持つてやつておるのではありません。あらゆる場面を考えまして適宜そういうものに対処し得るように訓練しておるのであります。