なるべく早くつくりたいと思つております。
なるべく早くつくりたいと思つております。
さようであります。直接侵略に対しては、これを防衛するには莫大な費用がかかります。とうてい日本の財政力では、まかないきれないと考えております。
これは警察の方面との関連も考えなければならないわけです。そこで北海道あたりはどうなのか——国内治安と申しましても、突然外国の侵略等が来ないとも限らないのであります。これは別に戦争するというわけでも何でもありません。どんな手が出るかわかりません。それで北海道あたりにおいては相当人口が稀薄で、ああいう厖大な地域であり、また重要施設がある。それに対してわれわれはどう考えるかということで、賢明なる池田さんもこれを御了解くださることと思います。それで神戸、大阪、東京あたりにおいてはそういう国警という手もあるのであります。しかしこれらの点を十分考慮いたし、配備計画について将来研究いたしたい、こう考えております。
さらに二百億を減額されるということでありますと、大きな支障を来すものと考えております。
その場合にはよく考えてみなければわからぬと思います。今何とも申し上げかねます。
お答えいたします。私は前々から申しておるのであります。日本の保安隊員に対しては日本に適するような武器を持たせたい、しかし日本の財政力が許しませんから、やむを得ずアメリカのものを借りておるのであります。これは現段階においていたし方がありません。一日も早く日本の財政が立て直つて、適当な武器を持たせたいという信念は、今でもかわりはないのであります。ただやむを得ずアメリカから武器を借りて、これによつて訓練をやるより、ただいまのところは道がないのであります。
お答えいたします。どうか池田委員その他におかれまして責任を持つてやれるようにしていただきたいのであります。私率直に申しておるが、いかんせんしかたがありません。しかしアメリカとの間には、私はそうやすやす日本からこれを引揚げるということは考えていない。また現実の問題としては引揚げないと思つております。
これは将来MSAとの関連において、ぜひとも解決しなければならぬ問題の一つだと思います。しかしMSAの問題については今後の折衝にまたなければならぬ。今のところは何ともいたし方がありません。しかしこの武器の問題についてはどういう形でか解決させて行きたい、私はこう考えております。日本でつくるかあるいはアメリカの援助を受けて、これをもらつてしまうか、その点については皆さんの良識ある御判断にまつほかないと思います。
御説の通り、ただいまは国内の平和と治安を守るべきものとして存置されておるのであります。今後日本が自主的に自衛態勢をいかに整えて行くかということは、大きな問題であろうと思います。そこで国民がすべてその気持になり、また国家財政がそれを許すときになりますれば、保安隊の性格もこれまたかわつて来ることは当然であろう。そのときには国会において十分なる御審議を願つて、さような態勢を整え得る保安隊となるであろうと思います。
ただいまの保安隊は、今申します通り、もとより国内の平和と治安のために設けられたものでありますが、しかし普通一般の警察とは、これまたその性質を大いに異にしておるのであります。要するに今の警察力をもつてしては、とうてい対処し得ないような大擾乱、大反乱の際、もしくは不幸にして外国の集団暴徒が侵入して来た場合には、これまた国内の平和が乱れるのでありまして、そのために対処しなければならないのであります。それに対処し得るようにわれわれ装備、編成、訓練をして行きたいと考えております。
お答え申し上げます。それはもちろん先ほど申し上げました通り、国民の輿論がそこにあり、また国会で審議されて、ほんとうの意味における自衛組織をつくり得るという段階になつて、初めてそれに転換し得ると考えております。
お答えいたします。御承知の通り、警察予備隊から昨年の十月十五日をもつて保安隊に切りかわつたのでありますが、それ以後においては、アメリカ駐留軍のいろいろの指導を受けたことは事実でありまして、それはやむを得なかつたことだろうと思います。そこで保安隊にかわつてからというものは、われわれといたしましては、日本独自の見解のもとにこれを育てて行きたい、こういうことで着々やつておる次第であります。しかしながら何と申しても、やはり従来のいろいろなしきたりもありますから、多分にアメリカ式のあることは事実であります。しかしわれわれといたしましては、今後十分にこれを研究いたしまして、日本独自のやり方にかえて行きたい、こう考えて努力しておる次第であります。
お答えいたします。日本の保安隊はどこまでも日本の指揮権が行使されるのであります。アメリカの指揮のもとに入らないとわれわれは考えております。そこで今お説のごとく、不幸にして直接侵略のあつた場合に、どういう立場をとつて行くかということになりますと、私は今の考えのもとには、その場合においても日本独自の指揮のもとにやらなくてはならぬ、いやしくもアメリカの指揮下に入つてはいけないという建前をとつて私は進みたい、こう考えている次第であります。
お答えいたします。ただいまの編成は私は完璧のものとは考えておりません。いろいろ批判の余地はあるかと考えております。それで各方面の意見を聴取し、またわれわれこれまで経験したところを生かしまして、これの十分な編成、装備を今後して行きたい、こう考えている次第であります。
お答えいたします。まず編成の点でありますが、お説の点ごもつともであります。十分に研究して、どういうぐあいにして行くかということについてまだ結論を得ませんが、今のままではいかぬと考えております。 それから装備の点でありますが、しばしば申し上げます通り、ただいまの段階におきましては、これは十分なものではないと考えます。また適切なものではないと考えます。この点につきましては今後大いに研究して、保安隊として有効適切なものに切りかえて行きたいと考えます。
お答えいたします。その点の御希望は、私はまことに傾聴に値すると思います。まつたくその通りであります。しかしながら今アメリカから借りておる武器にいたしましても、必ずしも全部が廃品同様というわけではありません。大いに日本の保安隊で使つて間に合うものもあるのであります。戦車にいたしましても、M二四はまことにお説の通りであります。しかしこれは訓練用にいたしまして決して役に立たないものとは言えないのであります。しかしながらお説の通り、日本において防衛生産を十分発達せしめて、日本の愛すべき保安隊員が使う武器だけは、日本でつくつたものを使わせたいという気持は、私は持つておる次第であります。
申すまでもなく、保安隊は日本の平和と治安を守るために行動する部隊でありますから、そのあらゆる場面を頭に置きまして、訓練をやつておる次第であります。あなたからの御批判のような不十分な点があれば、われわれは虚心坦懐にこれを取入れて、改善すべきは改善いたしたいと考えております。
お答えいたします。いろいろ御批判もありましようが、一応第一回の訓練といたしましてやつた次第であります。今後改善すべきものは当然改善したいと考えております。
お答えいたします。その点につきましては終始国警、自警と連絡をとりましてやつておる次第であります。
確かに通信、運輸その他の訓練につきましては、現在のところうは足りないと考えております。そこでどうしたらいいかということについては、今私たちはせつかく考慮中であるのであります。いずれそれについては結論を出して行きたいと考えております。