これは時と場所によつて異なりまするので、どこまで行けばいわゆる戦力であるかどうかということは、具体的には私は申し上げかねるのであります。これはいわある社会通念によつてきめらるべきものと考えております。
これは時と場所によつて異なりまするので、どこまで行けばいわゆる戦力であるかどうかということは、具体的には私は申し上げかねるのであります。これはいわある社会通念によつてきめらるべきものと考えております。
これは申すまでもなく国会において御審議を願つておるのであります。保安隊は軍隊として認められておるわけでありません。今申し上げまする通り、この目的の点から見て、こうも外敵と、戦うということをもつて設置されたものではない。この点からも申し上げることもできるし、また内容においても、これは十分お調べ願えればおわかりになることと思いまするが、外国と戦うような実力を持つておるものではないということはきわめて明白でございます。
現在のところは、二十八年度予算以外には持つておりません。
第一の点でありまするが、かりに憲法が改正になりましても、ただちに保安隊が軍隊となるべきものじやないと確信して疑いません。また憲法改正をなされまして、国家が戦力を持つことができるようになりましても、それはそのときの判断によつて、はたして戦力を持つことが至当であるかどうかということについては、国会において十分に御審議のあろうことかと私は考えております。保安隊がただちに軍隊となるべきものではない、私はそう思つております。戦車が特車と名をかえたがどうかということでありまするが、われわれといたしましては、ものものしく戦車というよりも特車と名をかえる方が、かえつて一般の隊員にも、国民にも親しみがある言葉であろう、こう考えておる次第であります。
今借りておりますのは、アメリカの使つておつた旧型の、いわゆるアメリカの戦車になることは間違いありません。特車とかえたことについての批判は別といたしまして、アメリカで使つておつた古い戦車であるということには間違いありません。
必ず契約書をつくらなければならないというように高辻政府委員は言つたわけでないのでありまして、そういう事実上のことが、双方の合意によつて成り立てばそれでいいんだ、こういうように私は今聞いておるのであります。
無償だからと言つたのではありません。会計法上違反じやないかと言われたから、これは無償の契約であるし、国会の承認を経ることを要せないからと私は申し上げたのであります。
これは今高辻政府委員から申し上げましたように、日本の各部隊の部隊長が、そこに駐屯しておりましたアメリカのいわゆる顧問団の将校——これはアメリカの武器を保管しておるのでありますが、その将校から特別に話合いの上で、各部隊ごとに事実上の使用をさせてもらつているという関係であります。しこうしてその貸借、事実上の使用についての期限というものは、何の定めもございません。ただここで私は特に申し上げたいのは、かようなことでは将来いろいろな不便を生ずるかと思いますので、私は早急に駐留軍の中央関係者と私の手によつて、しつかりした文書のとりきめで、これを明らかにしたいというので、今せつかく交渉中であります。
お答えいたします。自衛力とは、国の外からたると内からたるとを問わず、国の安全並びに治安を撹乱する行為に対して、これを防遏するに役立つ総合された一つの国力である、こう考えております。
決して矛盾はいたしません。これは自衛力の定義であります。
もとより自衛力であります。いわゆる内において日本の治安を確保するための一つの力でありますから、自衛力であります。
私は決して矛盾せぬと考えております。
保安隊は、今申し上げまする通り、国内の平和と秩序を維持するために設定されたものであります。しかしながら、これも自衛力の一部たることはもとより当然のことであります。
ただいままだその目算が立つておりません。遺憾ながらこれは当分の間借りるよりいたし方ないと考えております。
新たに増員するわけではありません。これは本土から移駐するよりほかいたし方ないと考えております。
今ただちにどこから戦車を持つて来るかというようなことは考えておりませんが、われわれ治安の任に当ります者といたしましては、ふだんから最善の準備をすることが必要であろうと考えております。これは場合によつては、海を隔てて海上から輸送されることがないとも限りません。従いましてわれわれは最悪の場合を常に頭に入れてやつておかないと、いざという場合にはほぞをかむというようなことになりはしないかと考えておるのであります。戦車々々ということをひどく強調されますが、日本において保安隊が持つております戦車はさほど有能なものではないのでありまして、遺憾ながらかようなものをもつていたしましても、われわれはふだんからこれを準備する必要はあると考えておる次第であ
今井手さんは直接侵略のことをおつしやいましたが、私は直接侵略のことを頭に入れていないのでありまするが、これは御承知の通り大きな密輸入ということが終始考えられるのであります。これは現に他国にも例のあることであります。われわれこの九千マイルになんなんとする大海岸線を持つておりまする国柄といたしまして、しかも海岸警備はきわめてまだ微弱であります。どこからどういうものをひそかに持つて来ないとも限りません。そういうことを考慮いたしますれば、われわれといたしましてもこれに対処するだけの準備を持つていなければならぬと思つております。
私の信念においては、少しもかわりないので、閣議でさようなことを言つたということを世間に流布されておりますが、さような事実のないことを私はここで申し上げておきます。しかして保安隊は申すまでもなくこの設置目的の点から、また内容の点から申しましても、私は決して軍隊じやないと考えております。今、井手さんは、これは軍隊であると言う方が隊員の志気を高揚する点においてもいいんじやないか、まことに御親切なお言葉でありまするが、私は保安隊としてりつぱに保安隊員の志気は高揚され得る確信を持つておりますから、どうぞ御安心ください。
ちよつと井手さんの前言について、申し上げておきますが、安全保障条約なり平和条約なりにわれわれはごうも反しておるものでないということを申し上げておきます。この条約において自衛力の漸増を期待するということでありますが、先ほど申し上げました通り、どこまでも自衛力を漸増しなければならぬというふうな義務づけは受けておりません。従いまして日本の国情に照し合せて、日本政府がその上自衛力を漸増する必要ありとすれば、みずからの意思によつてこれを漸増するのであります。決してアメリカの要請によつてこれを漸増するとかしないとかという問題でないということをはつきり申し上げます。しこうして現在の程度においては、二十八年度予算に盛られました程度においてわれわれは
まことに適切な御質問であります。申し上げるまでもなく、このフリゲート艦は性能のいいものではありません。一日も早く性能のいい船をつくりたいと考えておりますが、二十八年度予算において、わずかでありますがこれを建造する要求をしておるのは、その一つの現われであります。しかしながらここでよくお考えを願いたいのは、船をつくつたからといつて、ただちにこれを動かせるものではありません。どうしても船を動かすについてはそれを動かすだけの準備が必要であります。ことに乗組員の訓練というものはそうやすやすと行くものではありません。船を動かすについての訓練は相当時日を要するのであります。従いましてこのフリゲート艦においてしつかり海員を養成する必要があるのであり